2018/12/24

もう終わりだねぇ──皇居 乾通り

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2018.12.24にアップしました。

 乾通りの紅葉は桜の季節同様、城壁や建造物とのコントラストが売りと思われますが、「もう終わりだねぇ〜」の声が聞こえるような光景に(場所柄「平成も終わり…」とも)。
 乾門から見える北の丸公園のイチョウに誘われ直進すると、「こっちの方がキレイ!」の声のように、まだ紅葉の見頃な場所が残っています。皇居内は植生のバランスが考えられているようですが、北の丸公園は千鳥ヶ淵の桜並木のように見て楽しむことを念頭に木々が配置され、緑の多さだけでなく植生のメリハリによる季節感が楽しめる公園に整備されています。
 この季節に訪れるのは初めてで、来年からは紅葉の名所としてチェックしに来たいと……

2018/12/17

のぞいてみたい願望──上野公園

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2018.12.17にアップしました。

 京成線 旧博物館動物園駅(1933年〜1997年)がアートスペースとして21年ぶりに一般公開されました。大人気のため見学はかないませんが、おこぼれとして(?)脇の門が開かれています(右:「アナウサギを追いかけて」の展示物)。
 見てもらうことに意味がある展示会を開くために、見せられるよう整備し直す取り組みは、芸術の森、東京藝術大学の隣接地ゆえ実現したように。
 都の歴史的建造物とされる開かずの門の中を、のぞいてみたい願望を抱く人は多いので、イベント終了後に改めて公開されますことを……

2018/12/10

錦秋に染まらない?──旧古河庭園、六義園

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2018.12.10にアップしました。

 六義園 渡月橋は混雑(手すりがなくすれ違いは危険)のため一方通行とされ、サザエさんのエンディングのような絵に。「色づき始め」の情報ですが暖かい日が続いたので、この先もふぞろい(まだら)のままで終わってしまいそうに。
 外国人観光客の多くは特徴的な松や茶屋が好みらしく、その周辺は通路が渋滞しますが、紅葉にはさほど関心がないように見えます……

2018/12/03

Welcome ! では負けない──成田

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2018.12.3にアップしました。

 成田山新勝寺の参道には、せんべいやうなぎを焼く香ばしい匂いが漂います。近頃うなぎを口にする機会が減りましたし、これだけ誘われては無視できないと思ったものの、人気店はどこも行列で値段もさすがですから、あっさりくじけてせんべいをかじります。
 外国人旅行者がこの地を訪れるタイミングは、帰りがけの時間調整ではないかと。わたしなら、航空機で到着したらまずは目的地(宿に荷物を置きたい)へ向かうと思うので、出発前に余裕があれば立ち寄ろうか、と考えそうです。
 一帯のにぎわいは期待を裏切らないと思うし、五ヶ国語のパンフレットを用意して、Welcome ! と歓待するインターナショナルな雰囲気は浅草に負けてませんが、外国人ってうなぎを食べられるだろうか……

2018/11/26

水源から砂浜まで──検見川(花見川)

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2018.11.26にアップしました。

 印旛放水路(新川〜花見川〜検見川)がたどり着く東京湾には、千葉県自慢の人工海浜が広がります。都市部の生活環境は水源から砂浜まで管理下に置かれますが、そんな様子を印旛沼〜新川〜花見川〜検見川浜までの短い間で目にできました。
 砂を守るため防波堤を建設するも砂浜は浸食されるばかりで、当初は力を入れていた千葉県も砂の供給を停止したため、自慢の砂浜は遊泳禁止とされますが(ウインドサーフィン等は盛ん)、浜辺やジョギング・サイクリングロードには人出が多く、近隣住民には欠かせない海浜公園のようです……

2018/11/19

人が開いた排水の路──花見川

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2018.11.19にアップしました。

 印旛放水路として開削された区間を歩いてみると、本来の分水界は大和田機場より東京湾側だったように見えます。川沿い集落への影響、機場南側に谷地があった等の理由により、印旛沼側からの水路は機場以南に伸ばせなかったのではないか。
 開削区間でもっともインパクトがある弁天橋(心霊スポットとして有名らしい)付近にはかなり深い谷が刻まれ(1969年完成)、鳥の声しか届かない谷間に続くジャリ道には、千葉県で例えるなら房総半島方面のような雰囲気があります。ここは脇道のない長い一本道なので、通り抜ける場合はいいが戻るには同じ道を引き返すしかないため、それなりの心構えが必要な道です……

2018/11/12

水辺で育まれた──印旛沼

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2018.11.12にアップしました。

 湖畔の人だかりは「印旛沼流域 環境・体験フェア ~まるごと いんばぬま~」のにぎわいで、流域の13市町等が参加するように、印旛沼の水は広い地域に恩恵をもたらしています。
 佐倉高等学校カヌー部の練習風景は、催しのデモンストレーションらしいが、カヌー部も静かな湖面に誘われ発足したのではないかと。
 印旛沼は丘陵地の間に広がる沼地・湿地(太古の時代は海)でしたが、戦後の干拓により面積は半分以下となり、現在は北部調節池(北印旛沼)と西部調節池(西印旛沼)だけとなりますが、湖沼としては千葉県内最大の面積を持ちます……

2018/11/05

田園の秋──新川(印旛放水路)

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2018.11.5にアップしました。

 稲の収穫が終わった田んぼには、機械梱包された稲わらが並びます(表面はガッチガチ)。以前は乾燥させるため傘を重ねたように積み上げましたが、右の姿はこれから加工場に運び込まれる資源のように見えます(バイオマス燃料に稲わらが利用される例もあるそう)。
 水辺に近い低地は肥沃な土壌で絶好の稲作地に見えますが、雑草が生えている区画も目につきます。高齢化によるリタイアや後継者不足による事情は理解できても、政策等の理由から稲作を断念することは、米を育てられる恵まれた環境(資源)をムダにしているように。
 皆、日本の米が一番おいしいと思っていますから(今年の新米もおいしかった!)、応援する気持ちを持っているはずと……

2018/10/29

花の季節に是非!──東葉勝田台

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2018.10.29にアップしました。

 村上緑地公園は「八千代市屈指の桜の名所」(市ホームページ)だけでなく、3月スイセンまつり、6月ユリまつり、9月彼岸花まつりと、季節感を楽しめる花の公園のようです。特に彼岸花の名所として人気があるようで(時季は9月後半のため名残程度)、来訪者HP等には見事な写真が掲載されます。
 花のことを知らず季節外れの訪問だったので、次回は是非とも花の季節にと思うも、遠いことに加え東葉高速線の運賃も高かったりします(京成線の倍近く)……
 右は実物大の像の模型と牙にぶら下がる(?)少女。

2018/10/22

やはり人は水辺に──村上

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2018.10.22にアップしました。

 新川沿いには、新川千本桜植栽事業として市民団体や市が中心となり約1,200本の桜が植えられます。村上駅周辺のソメイヨシノに目を留めさせ、種類を混ぜて関心を引き、時季は違うが郊外地区の河津桜の並木に誘おうと工夫しているように。
 桜の季節に下草の緑は少ないにしても、日当たりのいい堤上にシートを広げる花見の光景が、心地よさそうな絵として浮かびます。
 手前の木はソメイヨシノではなく、陽光という桜? 考えてみると、ソメイヨシノが一斉に咲いたら「春が来た」と満足してしまうため、桜の種類を知ろうとしないのではないかと……

2018/10/15

地域開発は世につれ──八千代中央

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2018.10.15にアップしました。

 萱田(かやだ)地区公園の右には住宅街(戸建て・集合住宅)、左には煙突を持つ工場〜八千代工業団地が広がるため、土地利用の緩衝地帯としての役目を担うも、谷地を整備する際のお手本としたい落ち着きが感じられます。
 地域の開発は、それぞれの時代に求められる土地活用を目指すため、時が変われば相容れない施設が隣接する事態も生じます。都内には、以前の工場が再開発により住宅地となる地域があるように、この先も時代の要請を受け移り変わっていくことと……

2018/10/08

環境整備も大切では?──八千代緑が丘

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2018.10.8にアップしました。

 右が近頃の新しい町のイメージですから、このあたりが東葉高速線(1996年開業)沿線開発によって大きな変貌を遂げた地域に見えます。大型商業施設等に周辺地域から人が集まるようになったことは、シネマコンプレックスが継続することからも推し量れます。
 周辺では年少人口が急激に増加し、小学校がマンモス校に膨れ上がり慌てて新設したそうですが、子どもの遊び場も少ないように感じます……

2018/10/01

若者が夢を抱ける丘に──船橋日大前

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2018.10.1にアップしました。

 日本大学理工学部 船橋キャンパス内には、滑走路のような幅の広い舗装路が伸びています。同大卒業生ながら、どこにどんな学部があるか知らなかったが、千葉にグライダーを飛ばす学部があることは認識していて、ここがそうかと。
 翌週には、小学生~高校生を対象とした宇宙エレベーターロボット競技会の関東地区選考会が開かれ、制服姿の子どもたちが集まります。ジャックと豆の木のように(?)、宇宙まで登ろうとする夢や意欲は素晴らしいもので、いまどきは小学生から宇宙を目指すのですから、望遠鏡をのぞいてあこがれるだけの時代とは隔世の感があります……

2018/09/24

国内人気 第3位!──アンデルセン公園

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2018.9.24にアップしました。

 第一印象の、国営昭和記念公園のように子どもがのびのび遊べる施設から、次第にこどもの国や、旧ユネスコ村などから、いいとこ取りをした施設に見えてきます。
 デンマークらしさを感じたのは右の湖畔で、浮桟橋への橋やボートハウスの屋根に草を植える(?)様からは、同じ木材を活用する暮らしでも、環境により生活文化が異なる様子がうかがえますし、穏やかさが優雅に見えたりします……

2018/09/17

不便でも危険性は低い──北習志野

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2018.9.17にアップしました。

 猛暑日に大にぎわいの子供プール(無料)は、子どもでも水が膝下程度なので「徒渉池:としょういけ(歩いて渡れる)」と呼ぶそう。
 木々が多い公園なので、少年野球の様子を「あれじゃ空振りだろ」と日陰からのんびり眺められますが、風が強いためグラウンド周辺は土ぼこりに襲われます。
 とはいえ日差しが強いので、日陰からなかなか出られないようにも……

2018/09/10

先人の知恵に学ぶべき──飯山満(はさま)

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2018.9.10にアップしました。

 狭く急峻な谷間を見た瞬間、雨水が集中する危険地域と感じたように、飯山満駅周辺にいくつもの水害防止調整池や排水機場を整備するも、被害は軽減されないようです。おそらく自治体は抜本的な改善策の試算をするも、とても支出できないとの及び腰ではないかと。
 古くからの集落が脇の細い谷筋に寄り添って並ぶのは、以前から洪水が多い地域の知恵と読み取れます。その土地で生まれた生活の知恵を無視するのであれば、また一から積み上げていく覚悟が必要になります……

2018/09/03

夏の田園風景──東海神(ひがしかいじん)

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2018.9.3にアップしました。

 猛暑でも海老川沿いのジョギングロードにランナーが多いのは、桜並木の木陰を流れる心地よい風のためかと。有森裕子さんも走った! が自慢のようです。
 川幅と桜並木の大きさ(樹齢)がちょうどいいバランスなので、「ここはよさそう!」と想像した満開の光景を、春に確かめに来なければと。
 畑が点在する郊外の空気を味わいながら河畔を手軽に散歩できるところが、近郊都市の魅力であると再認識するロケーションです……(右は天沼弁天池公園)

2018/08/27

伝説の目撃者は?──海神

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2018.8.27にアップしました。

 海神(かいじん:船橋市にある地名)から想起するのは、ギリシャ神話のポセイドン(海と地震の神)ですが、日本ではワタツミ(神話の海の神)、龍(水の神)になるのか。
 地名由来の伝説について船橋市ホームページには「日本武尊(やまとたけるのみこと)が、当地へ賊徒平定にやって来たとき、海上に光り輝く船があった。近づいてみると、柱に神鏡がかかっており、それを浜に持ち帰り、祀った場所が海神である。」とあります。
 以前、付近の海に面した地に西海神村と海神村があり、双方とも伝説の地として譲らなかったのか、西海神村では龍神社、海神村では入日神社が伝説を祭る社とされます……

2018/08/20

木々に囲まれた動物園──千葉_5

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2018.8.20にアップしました。

 猛暑日に動物の姿は見られないと分かっているのに、動物園訪問は夏に多い気がします。ところが千葉市動物公園の動物たちは元気で、日陰を選びながら動き回る姿が多く見られます。日本産のわれわれがバテバテなのに、湿度の高い暑さに適応できるのはスゴイ。
 動物園のジレンマである、見学者が求める視認性と、動物が過ごしやすい物陰(日陰)設置の解決策として、見学路や動物たちの運動場を木々で囲む対策が取れらます。そのおかげで、お互いに日差しを避けながら動き回ることができます。
 ライオンはどの動物園でも寝ている印象があるも、本来の生息地ではオスが群れを守ってくれるはずと……

2018/08/13

台風が夏らしさをもたらす──千葉_4

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2018.8.13にアップしました。

 台風が通り過ぎたばかりで不安定な天候ながらも、モリモリわき上がる入道雲やにわか雨こそ夏らしさと、淡々と続いた猛暑日の異常さを再確認します。
 千葉ポートタワーのミラーボディに映る雲の様子は逆万華鏡のようで、背景に広がる雲の動きとの組み合わせは飽きることがありません。展望室からの眺めは千葉港ビューが目的のため、船の出入りが少ない日に特段の目玉はありませんが、この日は流れの速い雲に目を奪われます……

2018/08/06

インスタ映え企画?──千葉_3

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2018.8.6にアップしました。

 右は千葉市科学館(Qiball)で開催される、夏の特別展「ミラーマジック~鏡の世界は不思議がいっぱい~」の様子で、床の絵にはいつくばる姿を鏡で壁のように映し出したもの。インスタ映えを目指すカメラマンからの様々な注文を受け、演ずる側もその気になっているのでそれらしく見えます。
 鏡を使いマジックのように見せる様々な展示では、鏡の前で親子が踊るような姿も見られ、おやじもはしゃげる企画(?)のようです。
 展示空間にゆとりがあり、考えさせる展示が多いことも人気の理由かと。こちらとしては、屋内で涼めたことが何より助かりました……

2018/07/30

最強のインパクト──千葉_2

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2018.7.30にアップしました。

 企画展示「恐竜ミュージアム in ちば」の宣伝を目にし、千葉県立中央博物館に足を運びます。特段の恐竜好きではないが、岩の中から化石を発掘する作業者って、およそ1億年前のタイムカプセルを解き放つよろこび+緊張感でシビレまくりそうと。
 子供には見た目のインパクトが重要なため、迫力ある展示に腐心しているようですが、どんな工夫もティラノサウルスの歯のインパクトにはかないません。大きな牙が並ぶ様に「これぞ恐竜」のイメージを持つ人は多いのではないか……

2018/07/23

土地が町を育てる──千葉_1

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2018.7.23にアップしました。

 JR千葉駅は、内房線、外房線、成田線、中央・総武線各駅停車のターミナル駅で(総武本線は銚子へ続く)、成田線のホームに降りてみると、発車ベルが鳴り終わっても駆け込む乗客を待つ駅員の姿が見られます。これで発車だろうと思った頃、おばちゃんが「すみませ〜ん!」とゆっくり階段を降りてきても、転ばれたら困るのでもちろん待ってあげます。
 そんな情景から、運行本数が少ないローカル線ターミナル駅の役割と、千葉市の土地柄を同時に理解できたように……

2018/07/16

夢を抱かせてくれた──幕張_3

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2018.7.16にアップしました。

 幕張メッセで開かれたMacworld Expo/Tokyoは、Macユーザのお祭りで毎年足を運び、当時勤務していた週刊誌はAppleと懇意だったのでWWDC(Worldwide Developers Conference)を聴講した際、ホテルニューオータニ幕張のパーティーに参加したことがあります。
 別の機会の記者発表に出席した同僚の女性が、スティーブ・ジョブズに気に入られ、帰途に直接電話を受け引き返して食事をしたそうで、「わがままなおっさん!」の印象は分かる気がします。
 様々な夢を抱かせてくれた施設から思い出がよみがえり、遠くても足を運んだ理由を再確認しました……

 

2018/07/09

海に砂をまくこと──幕張_2

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2018.7.9にアップしました。

 幕張の浜は埋め立て地に造成された人工海浜ですが、近場の手軽さを考えると「まあいっか」と、ある程度満足できそうに。付近は、西(船橋側)に倉庫群、東(千葉側)に工場の建物が目に入る場所ながらも、海と向き合えば周囲の環境に関係なく心が落ち着きます。
 浸食を受けるため砂の補給、養浜工事等が行われますが、海に砂をまくことは、砂漠に水をまくようなことでも、「海の子」たちを引き寄せる力を持っています……

 

2018/07/02

東京にできない町づくり──幕張_1

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2018.7.2にアップしました。

 埋め立て地に誕生した町の成功例の一端を、海浜幕張駅前にある「三井アウトレットパーク 幕張」で目にします。限られた敷地なのに2階建てとし、狭い通路が路地のようににぎわう雰囲気が好評らしく、気軽に立ち寄れる小ぎれいなショッピングパークにはいまも人が出ています。東京じゃないんだから「気取る必要はない」との共通認識が、この町ならではの居心地の良さを生み出しているように。
 海浜幕張へ都心から足を運ぶ側の「遠い」印象を、住民側も当然持っており、子どもがのびのびできる環境でゆったりとした生活を選んだ方々は、痛勤の覚悟を決めているようです……

 

2018/06/25

ここもふるさとの海──津田沼

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2018.6.25にアップしました。

 谷津干潟は、利根川放水路計画の際に旧大蔵省所有地とされたため、計画中止後も埋め立て地に囲まれた浅瀬として残ります。ですが、市の埋め立て計画発表からゴミ投棄が増え、習志野市の恥部と言われるように。
 そんな状況を見かね、ふるさとの海を残そうとゴミ収集を始めたひとりの青年の行動から賛同の輪が広がり、埋め立て計画を撤回に追い込みます。
 自然環境に不自然な影響を及ぼすのは人間だけですから、その後始末はわれわれの責務です……

2018/06/18

いまもトレンド──船橋_2

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2018.6.18にアップしました。

 右の「ららぽーとTOKYO-BAY」は一目で分かるように、ハワイのアラモアナセンターを手本とし、ショッピングを中心としたアミューズメントパークを目指しています。
 この施設で感心するのは、世代を限定せずにサービスを提供する姿勢で、年配者も居心地は悪くないように見えます。
 親に連れられた子どもたちが、中・高生になれば仲間と足を運び、若者たちはデートに利用し、結婚〜子どもが生まれたら、今度は親として子どもを連れて訪れるという、世代循環へのビジョンが見て取れます。開業(1981年)から30年が経過しサイクルがひと回りしたとすれば、見事な文化と言えそうです。
 初めて接しましたが、お台場に負けないにぎわいに驚き、アミューズメントパークを目指す方向性は、いまもトレンドとして広まる理由がよく分かりました……

2018/06/11

駅前改革の必要──船橋_1

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2018.6.11にアップしました。

 船橋駅に乗り入れる鉄道路線には、JR総武線、総武線快速(隣の西船橋は通過)、東武野田線(東武アーバンパークラインは愛称らしい)、京成線(京成船橋駅)があり、乗り換え客を西船橋駅と分散しても混雑は激しそう。
 以前の京成線は繁華街の地上をクネクネ通るため、不便な町との印象でしたが(スカイライナーからの印象)、2006年に高架化され便利になったはずも、日曜の繁華街にしては人出がイマイチに見えます。1967年「海の見える百貨店」として開店した西武船橋店が2018年2月に営業終了したように、郊外の駅前百貨店はショッピングモール等の影響をモロに受けているようです。
 東武百貨店では屋上イベントが開かれますが、集客数は仕掛けの成否次第という厳しい状況のように……

2018/06/04

天井が抜けた回廊──市川

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2018.6.4にアップしました。

 アイ・リンクタウン展望施設には、天井が無く空が抜けて見える場所があります。一般的に高所の展望施設は危険防止のためガラス越しの眺望を楽しむだけですが、45階屋上(約160m)で感じる風の心地よさや開放感は格別です。
 エレベーター設備等がある屋上の周囲に窓を取り付けたイメージで、天井が抜けた回廊のよう(屋根が無い箇所は一部)。
 最上階からの上空ビュー(上空を眺める)は、ポジティブさを応援してくれるようで、天気のいい日には何度でも足を運びたい場所と……

2018/05/28

禁足の地を守る──本八幡

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2018.5.28にアップしました。

 八幡(やわた)の地名は、平安時代の天皇勅願により京都・石清水八幡宮を勧請し建立された葛飾八幡宮にちなみます。
 現在、境外末社とされる右の不知森神社(しらずもり)は、「一度入ったら出てこられない」「入れば必ず祟られる」とされる禁足の地「八幡の藪知らず(不知八幡森:しらずやわたのもり)」の入口にあり、森を封印する存在のようにも。
 市街地にそんな竹林を残そうとする住民の方々は、自然を敬い、身近に感じる、心穏やかな生活を送っているのではないかと……

2018/05/21

集客力ある丘陵地──下総中山

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2018.5.21にアップしました。

 以前、中山競馬場近所の方に聞いた「競馬開催日の周辺は車が動かない」の道路事情は、開催日ではない土曜日も渋滞する様を見れば、尋常でない混雑が想像できます。
 レースが無い日も人が集まる「場外馬券売り場」では、椅子でなく床こそ主戦場(?)と座り込むため競馬新聞が散乱しますが、ディズニーランドに及ばずとも清掃の方がさっさと片付けてくれます。
 競馬場にある子ども向けの施設は無料なので、近所の家族連れには格好の遊び場ですが、開催日渋滞のお詫びとされても困りそうと……

2018/05/14

ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩り

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2018.5.14にアップしました。

 連休中に潮干狩りでにぎわう海岸へバスで向かいますが、車窓から路上駐車が続く様子を目にした瞬間、連休のうんざり感が……
 ガキの時分、埋め立て前の幕張で潮干狩りをした時には、ザクザクの表現がふさわしいほど採れた記憶があります。どこまでも続く遠浅海岸の沖に豆粒のような人影の見え、あそこではどれだけ採れるのだろうと眺めていました。
 潮干狩り場には漁協がアサリをまくそうですが、沖まではまかなかいでしょうから、ハマグリを狙っていたのか?(当時はハマグリも採れました)

2018/05/07

水いずる岬──西船橋

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2018.5.7にアップしました。

 以前、千葉、茨城、埼玉、東京にまたがる広い地域が「下総国葛飾郡」とされた経緯から、親しまれた葛飾の名が付近の神社や学校名に残る地域で、京成西船駅も以前は葛飾駅でした。
 JR総武線、京成線付近は丘陵地の末端で、縄文期は丘陵の奥まで海が入り込んでいたため、遺跡や貝塚が発掘される歴史を持ちます。
 付近の湧水には、谷筋に湧出するゲエロの池(ご想像の通りゲエロはカエルの方言)、葛羅の井(かづらのい)と、当時の海に面した斜面下に湧出する、二子浦の池、二子藤の池があり、地形的な分類はされますが、どちらも海の浸食により出現したように……

2018/04/30

江戸川らしさとは──原木中山

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2018.4.30にアップしました。

 河川敷を目にし「江戸川らしい」と感じた「らしさ」とは、「寅さんが現れそうな光景:葛飾柴又は江戸川のほとり」によりそうで、どこにでもある(or あった)身近な景色に見えるためかと。現在都心部の河川はどこも防災対策による人工的な護岸のため、親しみが持てるよう工夫をしていますが、東京でその成果を実感できるのは、西端の多摩川と東端の江戸川程度かと。
 人の手が加わっても「らしさ」を保つ川は、歩いていて楽しくなります……

2018/04/23

庶民の信仰が尊重された──妙典

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2018.4.23にアップしました。

 行徳街道の南側に権現道とされる路地が残ります。権現とは徳川家康のことで、東金方面へ鷹狩に向かうための道は行徳街道より早く設置されました。また、徳川家康により建立され、幕府から朱印状が与えられる別格寺のたたずまいからも、幕府直轄地(塩田)だった様が伝わってきます。
 ですが地名は、地域開拓を牽引した人物の子孫が建立した日蓮宗の寺から、妙典(みょうでん)とされます。開拓は困難と見られていたのか、庶民の信仰が根付いたことを尊重したようにも……

2018/04/16

江戸期の風情を伝える──行徳

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2018.4.16にアップしました。

 江戸城防衛のため橋が少なかった江戸川ですが、現在3箇所に橋を新設する構想があるらしい。その経緯は、江戸時代当初は隅田川に千住大橋以外の架橋を禁じたため、大火の際に対岸へ逃げられず多くの犠牲者を出したことから、大橋(両国橋)を建設した状況と似ているようにも。
 その発端は東日本大震災の夜、都内から千葉県側へ向かう帰宅者が市川橋などに殺到し、橋を渡るのを諦め東京側の避難施設で一夜を明かした帰宅困難者対策のようです(約8キロも橋がない区間がある)。
 ですが受け止め方によれば、東京都の防衛策(隣県人までは面倒見られない)と読み取れるとしたら、失礼に過ぎるだろうか……

2018/04/09

野鳥には楽園でも──南行徳

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2018.4.9にアップしました。

 行徳近郊緑地(市川野鳥の楽園)は周辺が埋め立てられる際に、野鳥生息の場・緑地保全のために造成された水辺の緑地で、行徳鳥獣保護区と宮内庁新浜鴨場があるも、どちらも普段は立ち入れません(見学できると思っていた…)。
 みどりの国緑地観察路の奥は「野鳥の繁殖場所のため立ち入り禁止」の野鳥の楽園とされ、宮内庁新浜鴨場では、訓練したアヒルで鴨を細い水路に誘導し飛び立つ瞬間を網で捕獲する、鳥を傷つけない伝統的鴨猟が行われます。
  何でも見てみたいと思うのは人間の勝手で、わたしも鳥の立場なら「見せ物じゃねぇ」と言いそうです……

2018/04/02

江戸川区の千本桜

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2018.4.2にアップしました。

 新川千本桜の水辺に、櫓こぎ舟を浮かべる取り組みには風情がありますが、まだ若木のため物足りなさを感じます。
 一方、開放感ある広大な都立 大島小松川公園に隣接する小松川千本桜で、陽気と共に色彩が豊かになった景色を目にすると、心身の「春の目覚め!」を実感できます。
 ですが以前も触れたように、地下には六価クロムを含む鉱滓が埋まっており、『風の谷のナウシカ』で描かれた腐海のように、木々が汚染された土壌を浄化してくれるまでには、人の寿命では計り知れない時間が必要になりそうと……

2018/03/26

花も待ちきれなかった?──上野公園

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2018.3.26にアップしました。

 「花や陽気に誘われて」の表現には、浮ついた気分や優柔不断さが感じられますが、桜の季節には積極的に参加したいDNAを受け継ぐため(?)、花の便りに誘われるままに。
 風情を静かに楽しみたい気持ちや、春の到来を仲間たちと一緒によろこびたい気持ちなど、どんな楽しみ方も無礼講として心を許せるひとときです。
 満開の花と満開の笑顔の群れに身を投じたいと思うようになったのは、東日本大震災で人々の表情が一気に暗くなった経験からだろうか。あの記憶は決して消えないが、この瞬間だけは不安を吹き飛ばせるポジティブな気持ちを持てる気がします……

2018/03/19

埋め立ててはみたけれど──浦安_3

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2018.3.19にアップしました。

 新浦安駅周辺の埋め立て地は、陸の土砂ではなく海底から砂や泥をポンプでくみ上げ、矢板の仕切りの中に流し込んで造成したとのこと。住居等の基礎部分は補強しても周囲や道路は対象外とされ、上・下水道・ガス等の地中を通されるライフラインが大きな被害を受けました(対策を講じていれば被害を抑えられたはず)。
 東京湾岸の埋め立て地でも、新しい埋め立て地で被害が目立ったのは土壌に多くの水分が含まれるためで(地盤の安定には時間が必要)、以前の経験に耳を傾けなかったのは、早期の宅地造成が求められた時代(高度成長期)に安直な工法を頼りにしたためかと……

2018/03/12

稼働率の高い埋立地──浦安_2

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2018.3.12にアップしました。

 浦安市総合体育館では、以前Bリーグ所属の千葉ジェッツふなばしのホームゲームが開催されていました(2016-17シーズン3位)。
 日本バスケットボール界の改革を託された川淵三郎 氏が激怒してくれたおかげで、わたしを含めファンの裾野が広がったのではないかと(NBAとは比較にならなくても盛り上がります)。
 オリンピック種目となり人気が高まるスケートボードでは、素人目には無茶な滑りに挑戦する姿を多く見かけます(右は階段の上から下まで飛び降りようとする姿)。新しい技へのチャレンジには失敗がつきものですが、コンクリートの上で何度もコケる姿に、足首をねん挫しないか心配になります……

2018/03/05

漁師町のなごり──浦安_1

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2018.3.5にアップしました。

 戦後から漁業が盛んになった境川は漁船で埋め尽くされ、早朝は海へ向かう船が数珠つなぎになったそう。
 当時、川に並行する一番通りには、映画館・演芸場・寄席小屋・魚市場 等がありましたが、漁業権放棄〜浅瀬の埋め立て〜東西線開通により、にぎわいは駅周辺へと移ります。
 ですが以前、「天才たけしの元気が出るテレビ」に取り上げられ一瞬の夢を見たためか、保存される旧宇田川家住宅、旧濱野医院などを中心とした観光スポット化を目指すようです。整備された境川を含め、+αがあれば関心は高まりそうですから、決め手は「地元の食」ではないかと……

2018/02/26

地下鉄は身近なれど……──葛西

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2018.2.26にアップしました。

 1986年葛西駅高架下に開館した地下鉄博物館の入口は改札になっており、腕に覚えのあるOB(?)が切符(入場券)にハサミを入れてくれるが、現役時代(高度成長期)のノリはなく、確実さ第一の手さばきに。
 ガキ時分、リズミカルに改札鋏を鳴らしてハサミを入れる姿がカッコ良く見えましたが、中にはリズムに酔っているのか「早く切ってよ!」という駅員もいましたっけ。切り損じもご愛嬌で、自動改札と比べればゆるい時代でしたが、自動改札の警告音って、通勤客をイライラさせようとする効果音のように聞こえます……

2018/02/19

地盤沈下だけではない──東大島

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2018.2.19にアップしました。

 荒川と旧中川に挟まれた小松川1丁目付近だけ土地がかさ上げされるように見えるのは、高潮対策ではなく、前所有者 日本化学工業の、六価クロムを含む鉱滓(こうさい:精錬後の鉱物くず)の廃棄場だったことによります。
 汚染地下水の流出発覚後、都は汚染土壌の洗浄や封じ込めを行うが、その後も汚染地下水の流出は収まりません。
 高度成長期の臨海部一帯は汚染物質の廃棄場とされたらしく、葛西臨海部周辺が死の海と化し漁業が衰退したことも、当時の辺境の地という認識が原因のように……

2018/02/12

静かな入り江の活用法──旧江戸川

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2018.2.12にアップしました。

 旧江戸川沿いの細長い土地に、野球場、テニスコート、フットサルコートに加え、初めて目にするローラーコート(都内最大らしい)が整備され、一周200mのバンク(傾斜面)がある本格的なコースは一輪車競技も利用できるそう。
 スピード競技のチーム戦練習は、40km/h以上のスピードながら音は静かなのでスマートに見えますが、ずっと中腰姿勢なので足腰の鍛錬が重要そうだし、トレーニングはキツそうと……

2018/02/05

もっと自由な姿を──篠崎

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2018.2.5にアップしました。

 江戸川河川敷にあるポニーランドは広々としていますが、手綱につながれた馬は人間に服従のため、覇気の無い眠たそうな目をしています。
 仕事が終わり綱から開放された途端、鞍を乗せられた背中がかゆいようで地面にこすりつけ始めますが、彼らの自由時間はこの時だけのように見えます。
 子どもの情操教育には身近な施設は大切と思うも、もっと広い場所で自由に過ごす馬を見せてあげたいと……

2018/01/29

食欲を喚起するグリーン野菜──小岩

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2018.1.29にアップしました。

 駅南口にある歓楽街の地蔵通りに地蔵は見当たらず、長く伸びる商店街には「営業してるの?」と、やる気が感じられない店舗があるなど、「モヤモヤさまぁ〜ず」がやって来そうな町との印象を。
 江戸川沿いには現在も地に足をつけた農業従事者が健在で、まとまった耕地やビニールハウスが多く残るのは、若い世代が夢を抱ける土地の豊かさ・便利さがあるためと。
 ビニールハウスでは小松菜栽培が盛んで、グリーン野菜は目にするだけで和めますし、食欲喚起は生命力を活性化してくれそうです。それがこの町のアイデンティティと浸透するためか、点在する市民農園の緑も元気です……

2018/01/22

西方に睨みをきかせた──国府台

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2018.1.22にアップしました。

 上野山の地下を出発したスカイライナーは、いく筋もの川が流れる低地を走り抜け、付近で初めて丘陵地に遭遇します。
 以前その低地には、荒川水系の荒川・隅田川、利根川水系の利根川・中川・江戸川が流れ(現在利根川は、渡良瀬川・鬼怒川と合わせ銚子方面に流れる)、二つの水系の流れが合流するような氾濫原(洪水時に流れが氾濫する平地)が広がりました。
 付近の高台は、西に広がる低地を見渡せる場所柄から統治や防御に適しており、西方に睨みをきかせていたことから、都方面(奈良・京都)からたどり着いた者には、近寄りがたい砦に見えたのではないかと……(低地の水路を整備したのは江戸時代)

2018/01/15

男だぜミッキー!──東京ディズニーランド

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2018.1.15にアップしました。

 晴れ着を披露するにしても(柄のようにこの娘の性格は分かりやすそう)、この姿から抱擁を求められたら引いちゃいそうと思うも、奥のミッキーマウスはガッチリと受け止めます。男だぜミッキー!
 頭や手を動かしっぱなしで、関節炎が心配なミッキー役は当然交代制ながらも、タッチ交代はできないため(日本に1体のお約束)タイムキーパーが誘導します。
 ですが、5分もしないうちにFreshミッキーが登場し(何だかホストのよう)、主役不在でも「これミッキー待ちの行列?」に並ぶ人々の夢の扉が開きます……