2014/03/31

川に挟まれて大丈夫?──ハートアイランド

【東京都】──「隅田川を歩く_2」
2014.3.31にアップしました。

 右写真は何か加工した? と思ってくれたら報われるような、めちゃくちゃ強い北風が吹き荒れ、京葉線などは当然運転を見合わせた「春分の日」の様子です。
 堤防の上で受ける突風でも、向かい風には踏ん張れるのですが(反骨精神は大丈夫)、斜め後ろからの追い立てられるような風(下からの突き上げ?)には浮き足立ってしゃがみそうになり、「踏ん張りが利かなくなった?」と自信が揺らぐ事態に……

2014/03/24

春は隅田川?──岩淵水門周辺

【東京都】──「隅田川を歩く_1」
2014.3.24にアップしました。

 春一番の嵐もやってきたので「春のうららの隅田川〜♪」っと、今回から隅田川沿いの下町を歩きながら、ぼちぼちスカイツリーでもと考えています。
 隅田川の名は元々入間川(荒川支流)下流の俗称でしたが、荒川本流とされた時代を経て、明治末〜昭和初期に建設された荒川放水路(岩淵水門〜葛西臨海公園付近の河口まで)が荒川本流とされ、岩淵水門〜竹芝桟橋付近の河口までを正式に隅田川としたのは1965年になります……

2014/03/17

東京が祈りを捧げた夜──赤羽橋〜大門

【東京都】──「大江戸線を歩く_37」
2014.3.17にアップしました。

 東京タワーのライトアップが消された2日間(3月10日:東京大空襲から69年、3月11日:東日本大震災から3年)の、「東京が祈りを捧げる」ような姿には響くものがあり、震災後真っ暗になった町の様子がよみがえりました……
 様々な思いを胸に「あの時感じ、考えたこと」を忘れぬよう心掛けるつもりでも、現在何の備えもしていない現実にたどり着きます。
 阪神淡路大震災を受け非常持ち出し袋を準備し、東日本大震災で期限切れの保存食を処分した、では語る資格はありません。
 非常時も「できるだけ自力で」だけでなく、微力でも周囲に援助ができるような準備を目標にすべきなのでしょう……

2014/03/10

東京タワーは日本の「へそ」──赤羽橋

【東京都】──「大江戸線を歩く_36」
2014.3.10にアップしました。

 以前東京天文台が設置され海まで見渡せた丘陵地には、その記憶をとどめるかのように「日本経緯度原点」がひっそりとたたずみます。
 日本のへそとしては無防備なモニュメントのように見えますが、東日本大震災などで高さ・位置の変動を受けた際でも、ここを基準として変動前後の比較・補正が行われるため、原点にはさほど厳密さは求められません。
 映り込む絵から視線を上げ、間近の東京タワーは日本の「へそ」だったのか? と、また違う感慨で見上げることができました……

2014/03/03

麻布で一番庶民的な──麻布十番

【東京都】──「大江戸線を歩く_35」
2014.3.3にアップしました。

 麻布十番といえば、町中にある広場「パティオ十番」が印象的ですが、区画整理のつかなかった土地活用法とのこと。もうひとつの公園を含め「地域独特の流儀?」と思ったりします。
 右は、野口雨情の「赤い靴」に描かれた「岩崎きみ」ちゃん像。
 「赤い靴」と言えば横浜山下公園と思いますが、「異人さんにつれられて」(×ひいじいさん)船に乗ったと思いきや、彼女は結核で船に乗れず鳥居坂教会の孤児院「永坂孤女院」で亡くなります。
 教会はカナダ・メソジスト教会のもので、隣接する東洋英和女学院はその教育機関として設立されたもの……