2017/06/19

別世界への誘い──等々力

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2017.6.19にアップしました。

 橋の脇で谷底に誘う別世界への入口のような階段は、足を踏み入れる者の期待を裏切りません。
 入り込んだ瞬間の、日常とのギャップがもたらす「快感」は、何度来ても色あせないので、変わらないでもらいたいと。
 上流から歩いてきたため、キレイな水ではないと知っていますが、渓谷周辺の環境が保全されるおかげで「森林浴してる〜」の声が聞こえるような、癒しの空間となっています。
 以前付近にゴルフ場があったことから、奥の赤い橋は「ゴルフ橋」と……

2017/06/12

点在する緑に誘われ──上野毛

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2017.6.12にアップしました。

 「玉川台二丁目 五郎様の森緑地」は以前の屋敷林で、周囲の人から「五郎様の森」と親しまれます(高橋五郎衛門の名に由来)。地主と小作の関係(?)とすると、明るい農村ではないかも知れないが、右の姿となるまで樹木を維持し市民緑地に提供する姿勢は「五郎様」の尊称にふさわしく、先祖の思いを受け継いでいるようにも。
 隣接する不動産物件は売りとして(?)「フォレスト○○」の名称を使用しますが、いまどきは「虫が多そう」と敬遠されるのでは。
 以前の用賀は郊外でしたから、付近にあっても不思議はないが、森が丸ごと残される姿には驚きました……

2017/06/05

道が町を生む──用賀

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2017.6.5にアップしました。

 関東大震災の後、被害が少なかった高台への人口流入増を受け、当時の玉川村では耕地整理が行われ、その事業費捻出のため馬事公苑の土地が売却されたそう。
 おかげで世田谷とは思えない碁盤状の区画に整備されますが、整然と並ぶ住宅街には目印がないため、用賀条通り(一〜十条)として道案内するようになります。
 大山街道と世田谷通りの間を、京都とは逆に北に向かって数を重ねるのは、地域の中心は大山街道との思いによりそうです……