2016/04/25

狭さは文化を生むが……──青山〜広尾

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2016.4.25にアップしました。

 近ごろ青山学院の自慢は箱根駅伝2年連続優勝なので、レンガの外壁に貼られる長〜いポスターに「来年も?」と目が止まります。
 原 晋(すすむ)陸上部監督が語る「メンタル」「体幹」強化の重要性は、近ごろよく耳にするテーマで各校も取り組むと思うが、ぶっちぎりの強さを生み出した指導法には、これまでの体育会系に欠けていた「繊細さ」があったのかも知れません。
 学内には、渋谷川水系「いもり川」の水源がありましたが、正門前の国道246号線付近は原宿側(旧穏田川)との分水嶺ですから、高台の狭い様子がうかがえます……

2016/04/18

再開発しても広くならない──渋谷〜恵比寿

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2016.4.18にアップしました。

 渋谷駅再開発工事は「平成37年完成予定」と目にした瞬間、駅の姿は二の次で、その頃の自分はどうなっているのかと、遠い未来に思いを馳せてしまいます。
 これまで駅ビル(東急東横店)の地下を通っていた渋谷川は、流路変更+地下貯水槽が設置されますが、バスロータリーの地下には現在の東横線渋谷駅があるため、地下の構造物も隙間なく設置されるらしい。
 新設された東横線地下ホームが以前と同様狭いように、再開発しても土地は広くなりませんから、地上も地下も窮屈な渋谷らしさは変わらないようです……

2016/04/11

狭い場所が落ち着く?──渋谷

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2016.4.11にアップしました。

 繁華街は表と裏の共存で成り立ち、裏の存在は男女の意識下に刺激をもたらしますが、近ごろは父親に代わり「こんな場所でデートするんじゃない!」と、いらぬ世話をやきたくなる…… そんな場所でのドキドキ感は当事者にしか分からないので、いい経験となることを。
 繁華街での競争は激しく、目先を変えるリニューアルや、店の入れ替わりも頻繁なため、目的の店が無く途方に暮れる人をよく見かけますが、その多くは「記憶違い」ではないか?
 「あったはずなんだよ!」が、あったのか、元々なかったのかはどうでもよくなり、「とりあえず入るか」に追い込む集客力が、繁華街の作戦と言えそうですが、飲屋街へ足を踏み入れた瞬間に、のどから手が出てしまうわたしは、格好のカモです……

2016/04/04

花見は人見──馬事公苑、砧公園

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2016.4.4にアップしました。

 人出の多い公園では雰囲気に舞い上がり、桜の森の満開の下で「狂う?」やからを目にしますが、そんな姿に春らしさを感じるわれわれも、浮かれているようです。
 普段の酔っ払いはうっとうしく、蹴飛ばしても分からないだろうと思うも、花見の晴れやかさは理解できるため、迷惑がなければ許せる寛容さを持てます。都市部で暮らす者は、収穫の秋を迎えるよろこびを実感できないため、町でも感じられる桜の満開を、「祭り」として体現したくなるのかも知れません。
 全員が名札をつけた集団は「花見 de 合コン」らしいが、盛り上がり過ぎて失敗するヤツの方が多いんだろうなぁ、とも……