2012/06/25

祭りの季節到来!──浅草

【東京都】──「山手線を歩く! 23」
2012.6.25 にアップしました。

 合羽橋に近い矢先稲荷神社の例大祭では、子どもたちに解放される「曳太鼓」が大人気です。
 ここでは祭りの装束に「カラフルなふんどし」を着ける人が多いことに驚きます。
 赤系の目立つ色づかいが多く、♥をちりばめるオッサンもいます(そんなの撮れな〜い)。
 湯気が立つようなHOTな印象には、同性も強烈なセックスアピールと感心しますし、女性にも「真っ向勝負」のアピールは、まとを射ているのではないか? それほどあからさまなアピールです……

2012/06/18

背中から伝わってくること──鶯谷〜上野

【東京都】──「山手線を歩く! 22」
2012.6.18 にアップしました。

 擬人化しやすいフォルム(姿)と、どっしりとした落ち着きから「頼れる父親像」を思い浮かべ、親近感を覚えたゴリラの背中です。
 振り返る際も「何か用?」と上半身だけ向けるしぐさが、無愛想ながらも存在感を示す一家の大黒柱的なイメージに結びついたりします。
 ここでは見られませんが、いざというときは胸をたたく「ドラミング」で敵を威嚇する頼りがいのある姿を、「勇ましさ」や「存在感」を失いつつあるオヤジたちは、見習わねばと感じたりするかも知れません……

2012/06/11

「芸術の森」に託した願い──日暮里〜鶯谷

【東京都】──「山手線を歩く! 21」
2012.6.11 にアップしました。

 白昼の広場を舞台にして、語りで絵に関心を集め展開を期待させる力は、まさに「話術」なのでしょう。
 最初は最前列の親子だけですが、次第に周囲の大人たちが「懐かしさに呼ばれようか」と腰を下ろす方が増えていきます。
 いっときを過ごす人が増えれば、それが評価となるのですが、徐々に腰を下ろす大人が増えたのは「座りたい」だけかも知れません……

2012/06/04

イキさを感じるリサイクル──西日暮里〜日暮里

【東京都】──「山手線を歩く! ⑳」
2012.6.4 にアップしました。

 谷中地区は空襲被害を免れたため、東京の中では古い建造物が残る地域で、そんな地域遺産を活用する取り組みが広がり、この町の財産を「あるままの姿で使おうとするリサイクル指向」が感じられます。空襲で焼け残っちゃったではなく、生き残ったことを伝えていかねばという思いが、古い建物に息吹を吹き込んでいるようです。
 しょせん京都には追いつけないも、東京なりの文化を育てていこうとする姿勢こそが「粋」の原点ではないかと感じました……