2008/05/29

お宮を守る誠実さ──志摩半島、答志島

【三重県】
2008.5.29 にアップしました。

 ここ伊勢志摩の方たちからは、誠実さというものが感じられると思います。
 伊勢神宮という全国からうやまわれるお宮さんの地元という「自負」の気持ちが、人々の心を律していると言えるのではないでしょうか。
 橋のたもとの「あんこ屋」を恥じる気持ちは、誰よりも地元の方が最も悔しい思いをされたのではないか、と思われます。

2008/05/27

水辺の風景──琵琶湖北部

【滋賀県】
2008.5.27 にアップしました。

 「ここ、ここ! これが琵琶湖のイメージなんだよなぁ」
 湿地帯と水没した木々という、昔ながらの琵琶湖の自然が残されているこんな風景を探して走ってきました。
 欲をいえば、葦原がドバーッと広がっててもらいたかったのですが、それはわたしのわがままですね……

2008/05/26

街道をゆく──周山街道、鯖街道

【京都府・福井県・滋賀県】
2008.5.26 にアップしました。

 京の北西側の外れになる高雄で周山街道を、北東側に位置する大原で鯖街道を、その道の続く先に思いをはせたことが、本旅程の動機です。
 周山街道は、京都盆地北西部の御室(仁和寺)から、高雄(神護寺)、栂尾(高山寺)を通り抜け、急峻な斜面を埋め尽くす北山杉の間をぬうように北へ向かいます。

2008/05/20

若葉のころ──平等院、東寺、涉成園、坂本

【京都府・滋賀県】
2008.5.20 にアップしました。

 京に戻ってまいりました。
 新緑のまばゆい、散歩には絶好の季節到来と言えます。
 今頃の京都は修学旅行の季節でもあります。
 中学の修学旅行は京都だったのですが、きっとこんな時期だったことと思います。
 当時は何せ初めてですから、この季節が到来することを山や里を挙げて喜んでいるなどとはみじんも感じることなく、目の前の中学生たち同様に駆け回っていたことでしょう。

2008/05/12

新しき町に、新しき城──【沖縄】首里、那覇新都心

【沖縄県】
2008.5.12 にアップしました。

 以前は首里城近くにあった沖縄県立博物館ですが、那覇新都心に移転・新装開店です。
 それにしてもこの造形は見事としか言いようがありません。
 グスク(城)をモチーフに、小さな四角い窓は石垣を、入り口の空間は石の門をストレートに想起させて、見事です!

2008/05/11

「ganbare ore」──【沖縄】久高島

【沖縄県】
2008.5.11 にアップしました。

 この場に立ったなら誰でも「この先には何が?」と前進しますよね(右写真)。
 ところが、ここから引き返したヤツがいます……
 前回訪問時はあちこち寄り道し過ぎたもので、この光景を目にしたところでタイムアップとなってしまい「待ってろよ、あばよ!」と、小走りで港に駆け戻った覚えがあります……

2008/05/10

未来への遺産──【沖縄】南部戦跡

【沖縄県】
2008.5.10 にアップしました。

 修学旅行と思われる一行が平和祈念資料館をバックに記念撮影をしています。
 「何で資料館がバックなんだろうか?」と考えたとき、そう言えば自分たちも広島の「原爆資料館」をバックにした写真が残されていることに気付かされます。

2008/05/08

基地問題果てしなく……──【沖縄】辺野古、楚辺

【沖縄県】
2008.5.8 にアップしました。

 「像の檻(おり)」を覚えておられますでしょうか? 
 06年12月に日本に返還され、昨年の6月にさら地にされたそうです。
 「ゴルフボールは家に持ち帰らずみんなで使いましょう」の看板とゴルフボールがあります。基地の跡地で「みんなでゴルフ」とは素晴らしい! と思ったのですが……

空港が必要な理由──【沖縄】伊平屋島

【沖縄県】
2008.5.8 にアップしました。

 フェリーターミナルの喫茶で少し遅い昼食を食べていたら、50代くらいのおばちゃん(おばあではない)が仲間と話していたのですが「それは言語ですか?」と聞きたくなるような音声を口から発しているのに驚かされ、久しぶりに「異国に来たか?」の思いをしました……

2008/05/06

緑の島──【沖縄】伊江島、美ら海水族館、備瀬

【沖縄県】
2008.5.6 にアップしました。

 伊江島の「ゆり祭り」の様子をニュースで見ていたので楽しみにしておりました。
 実際フェリーの車は「満車です」、島のレンタカーも「予約で一杯です」(何とか借りられましたが)、観光バスも来ているし「本当に盛り上がってるなぁ」と少々たじろぎました……

2008/05/04

ゆとりの必要──【沖縄】識名園、中城、海中道路

【沖縄県】
2008.5.4 にアップしました。

 本日は沖縄本島を、那覇から本部(もとぶ:美ら海水族館方面)へ寄り道しながら移動の予定で、細かなことは決めていませんでした。
 日曜日で水族館方面が渋滞しているとのことなのでのんびり北上しよう、そんなゆとりがいい出会いを作ってくれました。

2008/05/02

光の世界──【沖縄】ハテの浜(久米島)

【沖縄県】
2008.5.2 にアップしました。

 渡ってしまえばそこは「砂の島」ですから日陰など何もないわけで、仮設のトイレや日よけ程度しかありません。
 「ここへ来たなら、紫外線など気にせず光の中へ飛び込もうぜ!」と開き直って「太陽の子」になれたことを喜んだタイトルなんですけど、伝わるだろうか?