2018/05/21

集客力ある丘陵地──下総中山

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2018.5.21にアップしました。

 以前、中山競馬場近所の方に聞いた「競馬開催日の周辺は車が動かない」の道路事情は、開催日ではない土曜日も渋滞する様を見れば、尋常でない混雑が想像できます。
 レースが無い日も人が集まる「場外馬券売り場」では、椅子でなく床こそ主戦場(?)と座り込むため競馬新聞が散乱しますが、ディズニーランドに及ばずとも清掃の方がさっさと片付けてくれます。
 競馬場にある子ども向けの施設は無料なので、近所の家族連れには格好の遊び場ですが、開催日渋滞のお詫びとされても困りそうと……

2018/05/14

ふなばし三番瀬海浜公園の潮干狩り

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2018.5.14にアップしました。

 連休中に潮干狩りでにぎわう海岸へバスで向かいますが、車窓から路上駐車が続く様子を目にした瞬間、連休のうんざり感が……
 ガキの時分、埋め立て前の幕張で潮干狩りをした時には、ザクザクの表現がふさわしいほど採れた記憶があります。どこまでも続く遠浅海岸の沖に豆粒のような人影の見え、あそこではどれだけ採れるのだろうと眺めていました。
 潮干狩り場には漁協がアサリをまくそうですが、沖まではまかなかいでしょうから、ハマグリを狙っていたのか?(当時はハマグリも採れました)

2018/05/07

水いずる岬──西船橋

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2018.5.7にアップしました。

 以前、千葉、茨城、埼玉、東京にまたがる広い地域が「下総国葛飾郡」とされた経緯から、親しまれた葛飾の名が付近の神社や学校名に残る地域で、京成西船駅も以前は葛飾駅でした。
 JR総武線、京成線付近は丘陵地の末端で、縄文期は丘陵の奥まで海が入り込んでいたため、遺跡や貝塚が発掘される歴史を持ちます。
 付近の湧水には、谷筋に湧出するゲエロの池(ご想像の通りゲエロはカエルの方言)、葛羅の井(かづらのい)と、当時の海に面した斜面下に湧出する、二子浦の池、二子藤の池があり、地形的な分類はされますが、どちらも海の浸食により出現したように……

2018/04/30

江戸川らしさとは──原木中山

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2018.4.30にアップしました。

 河川敷を目にし「江戸川らしい」と感じた「らしさ」とは、「寅さんが現れそうな光景:葛飾柴又は江戸川のほとり」によりそうで、どこにでもある(or あった)身近な景色に見えるためかと。現在都心部の河川はどこも防災対策による人工的な護岸のため、親しみが持てるよう工夫をしていますが、東京でその成果を実感できるのは、西端の多摩川と東端の江戸川程度かと。
 人の手が加わっても「らしさ」を保つ川は、歩いていて楽しくなります……

2018/04/23

庶民の信仰が尊重された──妙典

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2018.4.23にアップしました。

 行徳街道の南側に権現道とされる路地が残ります。権現とは徳川家康のことで、東金方面へ鷹狩に向かうための道は行徳街道より早く設置されました。また、徳川家康により建立され、幕府から朱印状が与えられる別格寺のたたずまいからも、幕府直轄地(塩田)だった様が伝わってきます。
 ですが地名は、地域開拓を牽引した人物の子孫が建立した日蓮宗の寺から、妙典(みょうでん)とされます。開拓は困難と見られていたのか、庶民の信仰が根付いたことを尊重したようにも……

2018/04/16

江戸期の風情を伝える──行徳

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2018.4.16にアップしました。

 江戸城防衛のため橋が少なかった江戸川ですが、現在3箇所に橋を新設する構想があるらしい。その経緯は、江戸時代当初は隅田川に千住大橋以外の架橋を禁じたため、大火の際に対岸へ逃げられず多くの犠牲者を出したことから、大橋(両国橋)を建設した状況と似ているようにも。
 その発端は東日本大震災の夜、都内から千葉県側へ向かう帰宅者が市川橋などに殺到し、橋を渡るのを諦め東京側の避難施設で一夜を明かした帰宅困難者対策のようです(約8キロも橋がない区間がある)。
 ですが受け止め方によれば、東京都の防衛策(隣県人までは面倒見られない)と読み取れるとしたら、失礼に過ぎるだろうか……

2018/04/09

野鳥には楽園でも──南行徳

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2018.4.9にアップしました。

 行徳近郊緑地(市川野鳥の楽園)は周辺が埋め立てられる際に、野鳥生息の場・緑地保全のために造成された水辺の緑地で、行徳鳥獣保護区と宮内庁新浜鴨場があるも、どちらも普段は立ち入れません(見学できると思っていた…)。
 みどりの国緑地観察路の奥は「野鳥の繁殖場所のため立ち入り禁止」の野鳥の楽園とされ、宮内庁新浜鴨場では、訓練したアヒルで鴨を細い水路に誘導し飛び立つ瞬間を網で捕獲する、鳥を傷つけない伝統的鴨猟が行われます。
  何でも見てみたいと思うのは人間の勝手で、わたしも鳥の立場なら「見せ物じゃねぇ」と言いそうです……

2018/04/02

江戸川区の千本桜

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2018.4.2にアップしました。

 新川千本桜の水辺に、櫓こぎ舟を浮かべる取り組みには風情がありますが、まだ若木のため物足りなさを感じます。
 一方、開放感ある広大な都立 大島小松川公園に隣接する小松川千本桜で、陽気と共に色彩が豊かになった景色を目にすると、心身の「春の目覚め!」を実感できます。
 ですが以前も触れたように、地下には六価クロムを含む鉱滓が埋まっており、『風の谷のナウシカ』で描かれた腐海のように、木々が汚染された土壌を浄化してくれるまでには、人の寿命では計り知れない時間が必要になりそうと……

2018/03/26

花も待ちきれなかった?──上野公園

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2018.3.26にアップしました。

 「花や陽気に誘われて」の表現には、浮ついた気分や優柔不断さが感じられますが、桜の季節には積極的に参加したいDNAを受け継ぐため(?)、花の便りに誘われるままに。
 風情を静かに楽しみたい気持ちや、春の到来を仲間たちと一緒によろこびたい気持ちなど、どんな楽しみ方も無礼講として心を許せるひとときです。
 満開の花と満開の笑顔の群れに身を投じたいと思うようになったのは、東日本大震災で人々の表情が一気に暗くなった経験からだろうか。あの記憶は決して消えないが、この瞬間だけは不安を吹き飛ばせるポジティブな気持ちを持てる気がします……

2018/03/19

埋め立ててはみたけれど──浦安_3

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2018.3.19にアップしました。

 新浦安駅周辺の埋め立て地は、陸の土砂ではなく海底から砂や泥をポンプでくみ上げ、矢板の仕切りの中に流し込んで造成したとのこと。住居等の基礎部分は補強しても周囲や道路は対象外とされ、上・下水道・ガス等の地中を通されるライフラインが大きな被害を受けました(対策を講じていれば被害を抑えられたはず)。
 東京湾岸の埋め立て地でも、新しい埋め立て地で被害が目立ったのは土壌に多くの水分が含まれるためで(地盤の安定には時間が必要)、以前の経験に耳を傾けなかったのは、早期の宅地造成が求められた時代(高度成長期)に安直な工法を頼りにしたためかと……

2018/03/12

稼働率の高い埋立地──浦安_2

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2018.3.12にアップしました。

 浦安市総合体育館では、以前Bリーグ所属の千葉ジェッツふなばしのホームゲームが開催されていました(2016-17シーズン3位)。
 日本バスケットボール界の改革を託された川淵三郎 氏が激怒してくれたおかげで、わたしを含めファンの裾野が広がったのではないかと(NBAとは比較にならなくても盛り上がります)。
 オリンピック種目となり人気が高まるスケートボードでは、素人目には無茶な滑りに挑戦する姿を多く見かけます(右は階段の上から下まで飛び降りようとする姿)。新しい技へのチャレンジには失敗がつきものですが、コンクリートの上で何度もコケる姿に、足首をねん挫しないか心配になります……

2018/03/05

漁師町のなごり──浦安_1

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2018.3.5にアップしました。

 戦後から漁業が盛んになった境川は漁船で埋め尽くされ、早朝は海へ向かう船が数珠つなぎになったそう。
 当時、川に並行する一番通りには、映画館・演芸場・寄席小屋・魚市場 等がありましたが、漁業権放棄〜浅瀬の埋め立て〜東西線開通により、にぎわいは駅周辺へと移ります。
 ですが以前、「天才たけしの元気が出るテレビ」に取り上げられ一瞬の夢を見たためか、保存される旧宇田川家住宅、旧濱野医院などを中心とした観光スポット化を目指すようです。整備された境川を含め、+αがあれば関心は高まりそうですから、決め手は「地元の食」ではないかと……

2018/02/26

地下鉄は身近なれど……──葛西

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2018.2.26にアップしました。

 1986年葛西駅高架下に開館した地下鉄博物館の入口は改札になっており、腕に覚えのあるOB(?)が切符(入場券)にハサミを入れてくれるが、現役時代(高度成長期)のノリはなく、確実さ第一の手さばきに。
 ガキ時分、リズミカルに改札鋏を鳴らしてハサミを入れる姿がカッコ良く見えましたが、中にはリズムに酔っているのか「早く切ってよ!」という駅員もいましたっけ。切り損じもご愛嬌で、自動改札と比べればゆるい時代でしたが、自動改札の警告音って、通勤客をイライラさせようとする効果音のように聞こえます……

2018/02/19

地盤沈下だけではない──東大島

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2018.2.19にアップしました。

 荒川と旧中川に挟まれた小松川1丁目付近だけ土地がかさ上げされるように見えるのは、高潮対策ではなく、前所有者 日本化学工業の、六価クロムを含む鉱滓(こうさい:精錬後の鉱物くず)の廃棄場だったことによります。
 汚染地下水の流出発覚後、都は汚染土壌の洗浄や封じ込めを行うが、その後も汚染地下水の流出は収まりません。
 高度成長期の臨海部一帯は汚染物質の廃棄場とされたらしく、葛西臨海部周辺が死の海と化し漁業が衰退したことも、当時の辺境の地という認識が原因のように……

2018/02/12

静かな入り江の活用法──旧江戸川

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2018.2.12にアップしました。

 旧江戸川沿いの細長い土地に、野球場、テニスコート、フットサルコートに加え、初めて目にするローラーコート(都内最大らしい)が整備され、一周200mのバンク(傾斜面)がある本格的なコースは一輪車競技も利用できるそう。
 スピード競技のチーム戦練習は、40km/h以上のスピードながら音は静かなのでスマートに見えますが、ずっと中腰姿勢なので足腰の鍛錬が重要そうだし、トレーニングはキツそうと……

2018/02/05

もっと自由な姿を──篠崎

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2018.2.5にアップしました。

 江戸川河川敷にあるポニーランドは広々としていますが、手綱につながれた馬は人間に服従のため、覇気の無い眠たそうな目をしています。
 仕事が終わり綱から開放された途端、鞍を乗せられた背中がかゆいようで地面にこすりつけ始めますが、彼らの自由時間はこの時だけのように見えます。
 子どもの情操教育には身近な施設は大切と思うも、もっと広い場所で自由に過ごす馬を見せてあげたいと……

2018/01/29

食欲を喚起するグリーン野菜──小岩

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2018.1.29にアップしました。

 駅南口にある歓楽街の地蔵通りに地蔵は見当たらず、長く伸びる商店街には「営業してるの?」と、やる気が感じられない店舗があるなど、「モヤモヤさまぁ〜ず」がやって来そうな町との印象を。
 江戸川沿いには現在も地に足をつけた農業従事者が健在で、まとまった耕地やビニールハウスが多く残るのは、若い世代が夢を抱ける土地の豊かさ・便利さがあるためと。
 ビニールハウスでは小松菜栽培が盛んで、グリーン野菜は目にするだけで和めますし、食欲喚起は生命力を活性化してくれそうです。それがこの町のアイデンティティと浸透するためか、点在する市民農園の緑も元気です……

2018/01/22

西方に睨みをきかせた──国府台

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2018.1.22にアップしました。

 上野山の地下を出発したスカイライナーは、いく筋もの川が流れる低地を走り抜け、付近で初めて丘陵地に遭遇します。
 以前その低地には、荒川水系の荒川・隅田川、利根川水系の利根川・中川・江戸川が流れ(現在利根川は、渡良瀬川・鬼怒川と合わせ銚子方面に流れる)、二つの水系の流れが合流するような氾濫原(洪水時に流れが氾濫する平地)が広がりました。
 付近の高台は、西に広がる低地を見渡せる場所柄から統治や防御に適しており、西方に睨みをきかせていたことから、都方面(奈良・京都)からたどり着いた者には、近寄りがたい砦に見えたのではないかと……(低地の水路を整備したのは江戸時代)

2018/01/15

男だぜミッキー!──東京ディズニーランド

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2018.1.15にアップしました。

 晴れ着を披露するにしても(柄のようにこの娘の性格は分かりやすそう)、この姿から抱擁を求められたら引いちゃいそうと思うも、奥のミッキーマウスはガッチリと受け止めます。男だぜミッキー!
 頭や手を動かしっぱなしで、関節炎が心配なミッキー役は当然交代制ながらも、タッチ交代はできないため(日本に1体のお約束)タイムキーパーが誘導します。
 ですが、5分もしないうちにFreshミッキーが登場し(何だかホストのよう)、主役不在でも「これミッキー待ちの行列?」に並ぶ人々の夢の扉が開きます……

2018/01/08

変われない町?──柴又

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2018.1.8にアップしました。

 柴又駅前に、寅さん像(1999年)を見送るさくら像(2017年)が設置された様は、まさに映画のラストシーンのようで、像の間には兄妹の絆と寅次郎の性(さが)を共有するゆえの痛みが感じられます。
 映画のエンドマークを目にした瞬間、次回作に思いを馳せる観客の気持ちがそのまま形にされたかのようで、山田洋次監督の協力はあっても、観客の思いから生まれたように。
 絵になる存在であってもここには幕が下りないため、残像ではなく実在の像に対して感情移入することになり、映画とは違うリアルな印象が残ります……