2014/11/24

地元の鎮守様に参る「七五三」──田無

【東京都】──「石神井川を歩く_3」
2014.11.24にアップしました。

 うっすら化粧してもらい、着飾った姿で千歳飴を手にし、七五三の祈祷を待っています。
 地元の鎮守様で七五三を祝うことは、その地で育った子どもたちの地域への愛着を高めそうですし、今後の成長を見守って欲しいとの祈りが、この国の各地域を支えてきた原動力と言えそうです。
 子どもが主役ながら親の行事なので、幼少期の記憶に自信は無いが、千歳飴をなめた記憶があればいいようです。
 親となり子どもがこの年齢まで無事育ったことに感謝し、通過点に改めて気を引き締めようと祈る気持ちは、千歳飴の記憶から自然と生まれてくるのかも知れません……

2014/11/17

雨水を集める小川──田無〜武蔵関

【東京都】──「石神井川を歩く_2」
2014.11.17にアップしました。

 石神井川の源泉は流量も少なく浸食する力も弱いため、上流域はなだらかな傾斜地ですが、現在では住宅がビッシリ並ぶため、雨水は地中に浸透せず川に流れ込みそうです。
 流れの少ない川の流路は狭いため、所々に防災用の広大な調整池(洪水防止用の池。平時はグラウンドとして利用)があり、この日はサッカー大会が開かれていました。
 右は説明しなくても伝わりますよね。中央のコーチが、へこんでいる右のガキを励ましている様子です。
 このフォローが、将来のスター選手(?)を育てるのでしょう……

2014/11/10

「どんぐりがいっぱい!」──小金井公園

【東京都】──「石神井川を歩く_1」
2014.11.10にアップしました。

 隅田川散策を終え、今回から支流の石神井川を歩きます。
 あまり「隅田川水系」と耳にしませんが、支流である石神井川・神田川・日本橋川付近を歩けば、23区の北・東部(荒川までの間は終了)を網羅できる? という企画です。
 都市部の河川に見所は少なさそうでも、「水の道」を切り口として川沿い周辺を歩こうと考えています。
 石神井川は小平市の小金井カントリー倶楽部を源流とする河川で、市街地をぬうようにして北区王子駅の先で隅田川に合流します。
 ゴルフ場には入れないので、隣接する小金井公園からのスタートです……

2014/11/03

大丈夫?──Yokohama Triennale 2014

【神奈川県】
2014.11.3にアップしました。

 トリエンナーレとはイタリア語で「3年に一度」の意味で、ここでは3年に一度開かれる国際美術展覧会の意。
 第5回展となるヨコハマトリエンナーレ(わたしは3回目)の会場は「横浜美術館」「新港ピア」のみで、大掛かりな作品も少なく規模縮小の印象を受けます。
 一般的な現代アート展に比べると「何で?」と思うほどの入場者で盛況に見えるが、規模が大きく運営費もかさむためか、第2回展は資金難から1年遅れの開催という経緯を持ちます。
 誰でも目に出来る作品が減れば、子供たちの「これなぁ〜に?」と接する機会も失われるので、縮小もこの辺りが限度ではないかと……

2014/10/27

これが21世紀の高さ!──東京スカイツリー

【東京都】──「隅田川を歩く_おまけ」
2014.10.27にアップしました。

 天望回廊(450m)から降りてきた目には、東京タワーのてっぺん(333m)より高い天望デッキ(350m)でも、「上とは景色が違う!」と少し強気にふるまえたりします。
 このフロアの混雑状況(まま人が多い程度の印象)から、ここで満足して帰る方が圧倒的に多そうに見えます。
 せっかく来たのなら、プラス100mでガラッと印象が変わる最上階の「21世紀の高さ」を実感すべきです!
 耳にしたツアーガイドさんの「時間に余裕があるので上まで行けそうですよ!」にも、勧めたい心情が感じられました……

2014/10/20

下町色は失われない──隅田川テラス_3

【東京都】──「隅田川を歩く_30」
2014.10.20にアップしました。

 隅田川河口付近で工事中の新橋が中央にアーチ持つのは、背後にある勝鬨橋が両脇にアーチを持つ姿への配慮で、河口側からの波が重なるような姿はエレガントです。
 橋を渡る道路の先、豊洲〜有明にも橋桁の低い橋が架けられており、陸地側への大型船航行の門が閉ざされました。
 それは、勝鬨橋はもう開かないことのアピールで、今後は工場ではなく商業・宅地利用を進める宣言となります。
 また、勝鬨橋が隅田川第1橋梁(最も河口側)の座を追われたことで、「かちどき:日露戦争勝利の雄叫び」も封印されます……

2014/10/13

夢の堤防緑地化を!──隅田川テラス_2

【東京都】──「隅田川を歩く_29」
2014.10.13にアップしました。

 西岸(浅草側)テラス壁面に続くモダンな装飾は、外国人旅行者を意識したのか、われわれも「ここ隅田川?」と驚かされます。
 自分も「バカ言うなよ!」の口でしたが、「隅田川散策はデートに使える!」現状まで努力された方々は、おそらく「してやったり!」の表情ではないか?
 付近の現実的な整備方針は理解できますが、上流同様のスーパー堤防化を理想像として、夢物語(堤防の緑地化)をめざしてもらいたい……


2014/10/06

庶民の文化を守る覚悟──隅田川テラス_1

【東京都】──「隅田川を歩く_28」
2014.10.6にアップしました。

 隅田公園にある「パラボラ型の花壇」は、アート環境プロジェクト作品「グリーンプラネット」で、穴から周囲の花とスカイツリーをのぞく趣向とされ、ちょうど外国人観光客が首を出してくれました。
 犬が逆さのメガホンを被るような姿(体の塗り薬等をなめさせないためのエリザベスカラー)は滑稽でも、表情には「Happy!」さが見て取れます。
 もしエリザベスカラーを被る人を見かけたら、浮気防止用「わたしだけを見なさい」に違いなく、グチくらいは聞いてあげましょう……(冗談!)

2014/09/29

祭りばやしが聞こえる──本所

【東京都】──「隅田川を歩く_27」
2014.9.29にアップしました。

 本所周辺には牛島神社例祭の祭りばやしが、四方から響きます。
 例祭前日は各町会ごとの「子ども神輿」が練り歩き、区割りを知らない訪問者は別方向からの囃子に、違う町会に入ったと気付きます。
 本祭から身を引いたご隠居が子ども神輿をサポートする様は、引退後も騒ぐ血を発散する姿と見て取れます。
 口だけは元気なじいさんは、やかましくも面倒見はいいので、そんなコミュニケーションが子供たちに地元への思いを根付かせます。
 いまどきの親は依頼されるのか、金魚のフンのようについて回るが、昔は一人で参加して知らないじいさんに説教され、「外の社会」を実感した記憶があります……

2014/09/22

エ〜ッ、錦糸町!?──変われない町

【東京都】──「隅田川を歩く_26」
2014.9.22にアップしました。

 以前、新婚女性の新居が「錦糸町」と聞き、周囲の連中と声を揃え「エッ、きんしちょう〜!?」とハモったことを思い出します。
 それは、東京周辺で暮らす人々の共通認識のようです。
 両隣の両国・亀戸に無く錦糸町にあるのが「WINS:場外勝馬投票券発売所」で、その存在が「町のイメージを左右する」との認識も確かと思います。
 「楽天地」は阪急・東宝設立者の手によるもので、現在も都内ではここだけとされる「河内音頭祭り」を根付かせる連中(興行にヤクザは付きもの)を引き連れてきたのではないか?
 東京都による「錦糸町・亀戸副都心」の指定は、暴力団排除が主目的だったとしても、現在も何ら印象は変わりません……

2014/09/15

カメにも「翼をください!」──亀戸

【東京都】──「隅田川を歩く_25」
2014.9.15にアップしました。

 右は亀戸駅前の噴水で、地域の人々が羽ばたく夢をカメに託します。左奥の文化センターは「カメリア」とされるなど、困ったときは「亀だのみ」という土地柄のようです。
 この「HANEKAME」像製作の際、「ガメラ」に向かわなかったのは賢明ですし、ペガサスのようなビジュアルにならないことを踏まえて取り組んだのですから、その姿勢に敬意を抱きます。
 その心は、以前亀戸天神裏に広がった遊郭や赤線イメージの一掃ではなく、現在も根城が多数ある暴力団追放アピールのようで、非合法組織の追放には市民運動が欠かせない、とのメッセージに受け止められます……

2014/09/08

別世界にトリップさせてくれる──水元公園

【東京都】──「隅田川を歩く_24」
2014.9.8にアップしました。

 右写真の当人に意識はないと思うので、「おじいさんはカエルになってしまいました」という童話の世界のような、魅力的な絵の主人公であることを伝えたい! 
 傘の印象から、ここには「大人向けのトトロ」が出没しそうと、思い浮かんだ「着ぐるみ姿のタケちゃん」は、映画『菊次郎の夏』の大きな葉のイメージによるようです。
 帽子、葉、傘の異なるサイズ感と、その丸い姿が落ち着きを感じさせてくれます……

2014/09/01

いまも寅さんの帰りを待つ──柴又

【東京都】──「隅田川を歩く_23」
2014.9.1にアップしました。

 柴又駅に降り立つと心がゆるみ、寅さんの「おぅ、帰ったぞ!」のように、われわれも「元気でやってるか、労働者諸君!」と声をかけたい気分に誘われ、テンションが上がってきます。
 帰りの電車には「ちょっと、行ってくらぁ」と言いたくなるように、柴又散策はまるで映画に入り込んでいた時間のようです。
 帰る場所があるから「風の吹くまま 気の向くまま」では単なる勝手ですが、われわれもフラッと「帰ったぞ!」の気分で立ち寄ってもいい場所ではないかと……
 右は、いまもリリーが寅さんの帰りを待つような絵。

2014/08/25

自力で「水を切る」快感──旧中川

【東京都】──「隅田川を歩く_22」
2014.8.25にアップしました。

 海水面より水位の低い旧中川の、木下川(きねがわ)水門〜荒川ロックゲート間は締め切られた運河で船の往来も限られるため、付近ではボート教室や東墨田レガッタなどが開催されます。
 右は橋の下を艇庫とした施設で、ボートの船底は白くコーティングされており、鏡面のように光を反射する様に驚きます。
 この艇は4人乗りの各人オール2本用ですが、4人乗りでも『がんばっていきまっしょい』の映画版は1本、テレビ版は2本など、競技の種類は多いようです。
 キツそうですが、自力で「水を切る」感覚が得られるのは、手漕ぎボートだけかも知れません……

2014/08/18

窓辺にもれるお姉さんのため息──旧玉の井

【東京都】──「隅田川を歩く_21」
2014.8.18にアップしました。

 俗称の「玉の井」は私娼街でしたが、永井荷風の小説『濹東綺譚』、滝田ゆうの漫画『寺島町奇譚』の舞台は戦前の地域らしく、すべて空襲で焼けました。
 滝田さんの漫画で印象に残るのは、窓辺に腰掛けたお姉さんがため息をつく情景です(犬がいましたよね?)。
 事情を理解しながらも、若い男が勢いにまかせるような熱情で接してしまうのは、その手の女性と身近すぎるからで、諭されながらもお姉さんのうれしそうな表情を見たいゆえ、苦悩が生じたのでしょう……

2014/08/11

海抜「0.3m」という現実──向島

【東京都】──「隅田川を歩く_20」
2014.8.11にアップしました。

 付近の海抜表示は「0.3m」とあり、運河に近い田町駅付近の4m程度に比べ、かなり低いことに驚きます。
 現在の河口から距離があり「上流」の認識があるも、隅田川は港湾の「運河」と考えた方がいいようです。
 地盤沈下も加わり、自力での生活が不可能な地域であるも、スカイツリーは地中深く基盤まで杭を打ち込むため、沈下の際には「浮き上がる」と申しております……

2014/08/04

大人の世界「観音うら」──浅草花街

【東京都】──「隅田川を歩く_19」
2014.8.4にアップしました。

 隅田川といえば浅草ですが、見聞があるのは浅草寺までで、「観音うら」とされる大人の世界に初めて足を踏み入れたものの、オヤジになっても昼間限定です……
 「花街:かがい」とは、芸者を呼んで楽しめる、置屋、待合、料亭の三業種の営業が認められた地域で、三業組合事務所である「浅草見番」が浅草寺北側にあります。
 都合のいい表現と思うも、芸者遊びこそ歴史に磨かれてきた日本の「お・も・て・な・し」なんですって……(写真は浅草寺)

2014/07/28

都営住宅が地域住民の砦──鐘ヶ淵〜白髭橋

【東京都】──「隅田川を歩く_18」
2014.7.28にアップしました。

 ネットの世界で耳にするのは「ファイヤーウォール」ですが、ここには文字通り「防火壁」の役目を持つ高層住宅があります。
 防災団地とされる「都営白鬚東アパート」は、戦災を免れた木造住宅の大規模火災に備える防火壁の役割を担っており、火災時は右の鐘淵門を初め各門で緑の鋼鉄扉を閉じ、想定8万人収容可能な隅田川沿いの緑地帯で避難者を守る設計です。
 わたしでも付近には、「震災・戦災の火から逃れようと隅田川に飛び込んだ」話を想起しますから、地元の方々は二度と繰り返したくない教訓とされていることでしょう……

2014/07/21

「吉原」に行ってきました……

【東京都】──「隅田川を歩く_17」
2014.7.21にアップしました。

 「男が吉原に行く理由は決まっている」地に初めて足を踏み入れ、「写真を撮ってきました」の説明は、ラブホテルに入り「何もありませんでした」の釈明のように説得力ゼロです。しかも町の様子は「帰りがけにスマホで撮ったんじゃないの?」と言われそうな1枚だけです。
 だって、昼間から店の入り口に立つ「笑顔が怖い」黒いスーツの兄ちゃんに声をかけられ、カメラを構えられる状況じゃなかったんだもん…… そんなの当たり前さぁ〜

2014/07/14

「現代のジョー」はいるのか?──旧山谷

【東京都】──「隅田川を歩く_16」
2014.7.14にアップしました。

 旧山谷地区が舞台の漫画『あしたのジョー』のテーマはハングリー精神と思うも、極端な二極化社会とされる現代に、身ひとつで底辺から上を目指す精神は生まれるだろうか? そんな状況だからこそヒーローの誕生を応援したくなるのです(わたしは、○村田諒太、×亀田一家です)。
 テレビ版は見ておらず、印象にあるのはキャラクター(力石徹、カルロス、小さな女の子)だけで、右のお嬢さんとの関係は覚えてないが、このツーショットはとてもいい雰囲気です……