2012/07/16

Hill Topを目指す精神──秋葉原〜神田

【東京都】──「山手線を歩く! 26」
2012.7.16 にアップしました。

 教会には町のシンボルとなるべく、眺めのいい場所を目指す性格がありますが、一方の寺社では、修験道や密教など修行の場を求めるものは山の頂を目指すものの、山を背負い威厳を高めるなどさまざまで、土地柄により必ずしもHill Topを目指すものではありません。
 必ず天を見上げる信仰同様に、高みを望みながらも見上げることにこだわらない精神にも、普遍的な「祈る気持ち」が込められるなら、こだわらない「和式」の方がなじむ気がします……

2012/07/09

疑似空間の体感スポット──御徒町〜秋葉原

【東京都】──「山手線を歩く! 25」
2012.7.9 にアップしました。

 以前からコスプレ姿のビラ配りはいましたが、今どきは「コスチュームを見せたい(?)」若い娘たちが街頭にあふれており、ツクモ電機の店舗が並ぶ付近では道の両側から声を掛けてきます。「ヒマなんでしょう〜」の声も、場所を置きかえると見慣れた光景に見えてきます。
 オタク界のキザ男的な野郎が、メイドさんと話し込んでいます(道端での会話はOKのようです)。
 「オタク天国」に見えた光景も、実は「非オタク」同様で結構厳い社会に見えました……

2012/07/02

「縁」を取り持つ寺社の存在──上野〜御徒町

【東京都】──「山手線を歩く! 24」
2012.7.2 にアップしました。

 女性の前にある大きな輪は、大祓(おおはらい)神事の茅の輪(ちのわ:かやで作られた輪)です。
 6月(夏越の大祓)と12月(師走の大祓)の晦日(末日)に行われる神事で、意識なしに犯した罪穢災厄(つみけがれわざわい)を除くための行事。
 見知らぬ人たちと神社で一緒に茅の輪をくぐることには、時節を共有するような一体感があり、一期一会と思われる「時間」「空間」の共有感は、「縁」という解釈がふさわしいと感じます……

2012/06/25

祭りの季節到来!──浅草

【東京都】──「山手線を歩く! 23」
2012.6.25 にアップしました。

 合羽橋に近い矢先稲荷神社の例大祭では、子どもたちに解放される「曳太鼓」が大人気です。
 ここでは祭りの装束に「カラフルなふんどし」を着ける人が多いことに驚きます。
 赤系の目立つ色づかいが多く、♥をちりばめるオッサンもいます(そんなの撮れな〜い)。
 湯気が立つようなHOTな印象には、同性も強烈なセックスアピールと感心しますし、女性にも「真っ向勝負」のアピールは、まとを射ているのではないか? それほどあからさまなアピールです……

2012/06/18

背中から伝わってくること──鶯谷〜上野

【東京都】──「山手線を歩く! 22」
2012.6.18 にアップしました。

 擬人化しやすいフォルム(姿)と、どっしりとした落ち着きから「頼れる父親像」を思い浮かべ、親近感を覚えたゴリラの背中です。
 振り返る際も「何か用?」と上半身だけ向けるしぐさが、無愛想ながらも存在感を示す一家の大黒柱的なイメージに結びついたりします。
 ここでは見られませんが、いざというときは胸をたたく「ドラミング」で敵を威嚇する頼りがいのある姿を、「勇ましさ」や「存在感」を失いつつあるオヤジたちは、見習わねばと感じたりするかも知れません……

2012/06/11

「芸術の森」に託した願い──日暮里〜鶯谷

【東京都】──「山手線を歩く! 21」
2012.6.11 にアップしました。

 白昼の広場を舞台にして、語りで絵に関心を集め展開を期待させる力は、まさに「話術」なのでしょう。
 最初は最前列の親子だけですが、次第に周囲の大人たちが「懐かしさに呼ばれようか」と腰を下ろす方が増えていきます。
 いっときを過ごす人が増えれば、それが評価となるのですが、徐々に腰を下ろす大人が増えたのは「座りたい」だけかも知れません……

2012/06/04

イキさを感じるリサイクル──西日暮里〜日暮里

【東京都】──「山手線を歩く! ⑳」
2012.6.4 にアップしました。

 谷中地区は空襲被害を免れたため、東京の中では古い建造物が残る地域で、そんな地域遺産を活用する取り組みが広がり、この町の財産を「あるままの姿で使おうとするリサイクル指向」が感じられます。空襲で焼け残っちゃったではなく、生き残ったことを伝えていかねばという思いが、古い建物に息吹を吹き込んでいるようです。
 しょせん京都には追いつけないも、東京なりの文化を育てていこうとする姿勢こそが「粋」の原点ではないかと感じました……

2012/05/28

不便さの魅力は単なる郷愁か──田端〜西日暮里

【東京都】──「山手線を歩く! ⑲」
2012.5.28 にアップしました。

 本駒込付近にある吉祥寺の裏手から千駄木に向かいますが、至る前に道を見失いました。気付いた地点からはかなり戻らないと、隣の路地への抜け道がない地域です。
 普段は持たない地図のプリントにルートを書き込んでいても、道を失う迷路(地図にある道が無い!)に一発かまされ、気合いが入ります!
 現在も西の吉祥寺側には「車は通り抜けられません」の看板が立つ路地が迷路のように絡み合いますが(バックする車をよく目にし、歩行者側もよけてやるかの気持ちになる)、車道が整備された東の地下鉄千駄木駅側には、この地の「環境破壊?」的な立派な住宅街が広がっています……

2012/05/21

すがすがしい「サツキとメイ」のころ──駒込〜田端

【東京都】──「山手線を歩く! ⑱」
2012.5.21 にアップしました。

 タイトルはご存知のように、映画『となりのトトロ』(1988年 宮崎駿監督)主人公姉妹の5月にちなんだ名前です。
 これまでその命名には監督の「里山で農耕が盛んなころの日本人が大きな希望を抱いた、田植え時季の田園風景に主人公を立たせたかった」旨のコメントがあったと思うも(見当たらず)、現在流通する情報は、郊外に引っ越したのは「よく晴れた五月の日曜日」だけとは、何とも心がこもらない「安直なコピーの氾らん」と感じてしまいます……

2012/05/14

植物たちの彩りがまぶしい──巣鴨〜駒込

【東京都】──「山手線を歩く! ⑰」
2012.5.14 にアップしました。

 小石川植物園は好きな施設なのでよく歩くも、まだ自分には「ビジター」の感覚があります。
 植物に関する知識は無いながらも、切れ切れの記憶の断片をつなぐことができれば、一気に植物に対する関心と理解が深まるのでは? と思ったりします(それは万事に共通の命題です)。
 そのためには、この地のように多様な植物が育てられる植物園へ、季節ごとに足を運ぶ必要がありそうです。
 時間はかかりそうですが、ポチポチと積み重ねたいと思っています……

2012/05/07

暮らしを守るための選択──大塚〜巣鴨

【東京都】──「山手線を歩く! ⑯」
2012.5.7 にアップしました。

 この付近の都電荒川線沿線には「この先車両通行不可」の看板をあちこちで見かける、迷路のような路地に家屋が密集しています。散歩する側にはワンダーランド(角を曲がると何が現れるのか?)と、楽しめる町並みですが、防災の観点からは危なっかしい家並みです。
 防災道路の「再開発用地」といえ、住宅密集地の明らかな私有地でも「失敬!」と公然の通路とする場所まで、フェンスで閉め出されては途端に不便になります。
 ですが雑司ヶ谷で感じたように、見晴らしをよくすることで緊急車両(消防車など)が通れる道幅になるわけですから、行政側としては「やらねばならない」事業であるのは確かです……

2012/04/30

集客力衰えないビッグシティ──池袋〜大塚

【東京都】──「山手線を歩く! ⑮」
2012.4.30 にアップしました。

 池袋駅からサンシャイン60へ向かう「サンシャイン通り」は、以前から週末や休日にはごった返していましたが、現在も変わらぬ人出で、地下道へともぐる手前の東急ハンズや、サンシャインシティの店舗街はあきれるくらいの人出があります。
 この日イベント広場では「Cute」という女性グループの握手会があり、人だかりがありますが、原動力は各店舗の集客力であるとの印象を受けます。女性向けの店舗街なので詳細は分かりませんが、1978年オープンの施設が現在でもこの賑わいをキープするためには、きっと細やかな戦略があったことでしょう……

2012/04/23

ザワザワも似合う雑司ヶ谷──目白〜池袋

【東京都】──「山手線を歩く! ⑭」
2012.4.23 にアップしました。

 歩いてみたい思いを後押ししてくれたのが、この地を舞台にした映画『東京兄妹』(1995年 監督:市川準 出演:緒方直人、粟田麗)であり、訪問以来この地と映画双方の関心が高まり、わたしの中には「雑司ヶ谷=東京兄妹」として刻まれます。
 地下鉄副都心線建設や、都電荒川線沿いの道路整備から、防災の点でも見通しが利くようになり、周辺にも新築の建物が増えましたが、地域のつながりは健在のようで「ぬくもり」はいまも失われていないように感じられます。
 周辺にはとても好きな空気感があるので、足を踏み入れた瞬間に心身共に和める空間と感じられるのでしょう……

2012/04/16

笑顔も満開!──高田馬場〜目白

【東京都】──「山手線を歩く! ⑬」
2012.4.16 にアップしました。

 暦も上々で、春の訪れが期待できる週末ですから、結婚式場が大混雑するのは当然ですし、当人たちはもちろん出席者たちにも「いい季節に挙げたね」の印象が残ることでしょう。
 新婦は「今よ!」とばかりに「ありったけの笑顔」をカメラに向かい振りまいています。晴れの舞台という気持ちも分かりますが、ちとやり過ぎの印象も……

2012/04/09

この春は、明るくいこう!──新大久保〜高田馬場

【東京都】──「山手線を歩く! ⑫」
2012.4.9 にアップしました。

 東京でも桜の開花が発表されました(本稿アップ時は満開!)。寒かった冬や、昨年の桜には複雑な思いがあったせいか、今年の春には格別な感慨があります。
 日本人は「季節」を生きていますから、春の便りには「さぁ、これから!」と、心身共に活動期への合図と感じる面があります……

2012/04/02

甘えん坊の吹きだまり──新宿〜新大久保

【東京都】──「山手線を歩く! ⑪」
2012.4.2 にアップしました。

 オカマが男に接する際「おまえら甘えすぎ!」と感じるのは、「男は根本的に男が好き」につけ込みながらも、それを許す男に対し「女の甘え方」ですがろうとする、ずるさがあるからです。まだ男であるなら? 姑息(こそく)な手を使うな! と言いたい。
 性差の橋渡しを自認するならば、そこに性別を越えた「精神の自立」なくして社会の理解が得られないのは当然でしょう……

2012/03/26

いまでも、ウキウキウォッチング──代々木〜新宿

【東京都】──「山手線を歩く! ⑩」
2012.3.26 にアップしました。

女「アルタとか入りたかったなぁ〜」
男「抽選だし、ウキウキウォッチングに写っちゃうよ」(この表現ウケました!)
女「歩道でピースしちゃったり?」
男「写ったら、ここにいるのバレバレだぜ……」
 きっと、秘密のランデブーなんでしょうが、二人の意識の違いが分かるところがおかしい……

2012/03/19

天皇の「喝!」で動きだす国──原宿〜代々木

【東京都】──「山手線を歩く! ⑨」
2012.3.19 にアップしました。

 平成天皇は、震災から一年となる日の「大震災追悼式」への出席を目指し、心臓手術を決断しました。日本人の心に伝わったであろう英断と追悼式の言葉により、国民は「喝!」を入れられた思いがしたのではあるまいか。
 そこには「これを言わずには、死ねない!」という心中を身をもって表現した心意気と、復興の遅さにいら立つ心情が感じ取れました……

2012/03/12

メインストリートはならず者が?──渋谷〜原宿

【東京都】──「山手線を歩く! ⑧」
2012.3.12 にアップしました。

 右の女性は仲間が登る姿を応援しながら、自分なりのルート設定のイメージができていたのでしょう。壁の色が暗いオーバーハングゾーンをサクサクッと越えていきました。なるほど、彼女のようにルート設定がはまりスイスイ登れた瞬間に、クライミングの醍醐味があるようです。
 「ダメ、ダメーッ!」と騒がしいものの、周囲の男たちよりスマートに登る姿はとても格好良く見えました……

2012/03/05

学びやの丘──恵比寿〜渋谷(広尾〜青山)

【東京都】──「山手線を歩く! ⑦」
2012.3.5 にアップしました。

 現在の青山学院大学キャンパスは「再開発中」のため、サザンオールスターズのルーツだったとの思いや、彼らの曲を想起させてくれるものには何も出会えませんでした。
 「勝手にシンドバッド」(1978年)から聴いているのに、ここで「Ya Ya (あの時代を忘れない)」(第二のカレッジソングとされる)すら脳裏に流れてこない状況は、年を取っただけでなく、キャンパス内の様変わりが大きな要因と思われます……

2012/02/27

時代はノンアルコール?──目黒〜恵比寿

【東京都】──「山手線を歩く! ⑥」
2012.2.27 にアップしました。

 ビール好きの認識は「やっぱ、ここの生ビールはうまい!」ですが、以前は3店舗ほどあったビールを飲ませてくれる店が、昨夏訪問時は1店だけになっていました。
 飲料の中でもビールの価格は高いので、デフレ時代に持てはやされる発泡酒とともに「ノンアルコールでいいや」という「バーチャル派?」が増えたのかも知れません。
 若者は酒を飲まなくなったとも聞きますが、「うまい生ビール!」の求心力は弱まったのだろうか……

2012/02/20

おいしかった目黒の記憶──五反田〜目黒 ②

【東京都】──「山手線を歩く! ⑤」
2012.2.20 にアップしました。

 目黒周辺は、モニター調査に向く土地柄なのだろうか? 評判が高く人気のある店が、突然閉店する様子をしばしば見かけました。おそらく、この地で得た自信を胸に、勝負の地に向かったのでしょう。
 確かに店舗の出入りは激しいのですが、新しい店への期待感は常に保たれていた印象があります。ですが現在は「ラーメン屋が増えすぎ」でしょう……

2012/02/13

関心がなかった白金・高輪へ──五反田〜目黒 ①

【東京都】──「山手線を歩く! ④」
2012.2.13 にアップしました。

 今回は歩くにつれ、関心がどんどん山手線を外れてしまい、だいぶ内側にくい込みました。
 これまで「関係ねえや」とまるで関心の無かった白金・高輪周辺ですが、近所に越してきてアクセスがいいこともあり、歩くタイミングが訪れたという印象から足を運びました……

2012/02/06

「ついてねぇ、大崎止まりだ!」──大崎〜五反田

【東京都】──「山手線を歩く! ③」
2012.2.6 にアップしました。

 山手線には「大崎止まり」ってやつがありますが、目的地が大崎より先の場合、あなたは乗りますか? 次を待ちますか? 普段から遅刻のいい訳に使いますか?
 そんないい訳には「あなたも経験あるでしょ? わたしはさっきひどい目にあったんです」と、同情を求めるような意図が感じられ、付き合うのも面倒なので「ハイハイ」とその返答を飲み込んでしまいます……

2012/01/30

削られた山の記憶──品川〜大崎

【東京都】──「山手線を歩く! ②」
2012.1.30 にアップしました。

 現在も通りや交差点に八ツ山(やつやま)の名は残りますが、江戸時代の道路整備やすぐ南にある目黒川の洪水対策に利用するため切り崩された経緯からか、幕末のペリー来航に慌てふためいた幕府が海上の台場建設に使用したため、山どころか削りすぎてくぼ地となったそうです。
 そのため鉄道を通しやすかったのか、現在東海道線等の線路が敷かれる辺りに山があったようです……(写真は「品川アクアスタジアム」)

2012/01/23

山手線を歩く!──田町〜品川

【東京都】──「山手線を歩く! ①」
2012.1.23 にアップしました。

 これまでも候補として考えていましたが、田町への転居を機に「これをやらねば!」と、今回から新企画「山手線を歩く!」をスタートします。
 とは言え、ここ田町から時計回りに一駅づつ歩いて「山手線を一周しよう」とするだけのものです。
 山手線の駅間は短いので、あれこれ足を延ばせるのではないかと思っていますが、それは状況次第ということで……

2012/01/16

虹の向こう〜は♪──レインボーブリッジ

【東京都】
2012.1.16 にアップしました。

 田町駅海側の芝浦地区(埋め立て地)は近ごろウォーターフロントと称されますが、こちとらそんな名称によろこぶ年ごろでもないし、「レインボーブリッジまで徒歩15分で行けるんだ!」との驚きも「だから何?」と思う口ですが、東京タワー同様ベイエリアが近い土地柄での暮らしになじんできた気がします……

2012/01/09

新しい年を祈る──鎌倉、湘南

【神奈川県】
2012.1.9 にアップしました。

 当たり前のように存在していた大木が倒れ、失って初めて知るシンボルの偉大さに、「再生を見守りたい」という思う方は多いことでしょう。
 倒れたのは2年前なので、もう少し大きな幹が伸びているかと思うも、現在はどの幹を育てるか観察中とのこと。株の中心には水や肥料を与えるチューブが配され、神社側の取り組みにも並々ならぬ熱意が感じられます……

2012/01/04

運河のある町──芝浦

【東京都】
2012.1.4 にアップしました。

 外国人家族を多く見かける場所柄で、欧米の方からは「ファミリーを大切にする」イメージを思い浮かべますが、実際の印象には「引きこもり型?」のような、限られたエリアで暮らすことを好むように見えます。
 それは日本人家族が転勤で海外生活する際も同様に「内輪的」な生活をすると耳にしますから、お互い「子どもがいると難しい」のかも知れません……

2011/12/26

「義」無き時代の不安──三田〜泉岳寺

【東京都】
2011.12.26 にアップしました。

 赤穂浪士討ち入りの日に行われる「義士祭」には、いまも3万人を越える参拝者が訪れます。郷土でもなくゆかりのない人たちが墓参りに押し寄せるのは、「義」へのあこがれという気がします。
 それは「義:個人的命題」を見いだせない現実への不安の一種ではあるまいか……

2011/12/19

いまも昭和な空気漂う──田町駅前アパート

【東京都】
2011.12.19 にアップしました。

 引越し当初から、屋上を目指すエレベーターが多い様子に「何があるんだろう?」と楽しみにしてましたが、そこには物干し場があります。
 両側にビルがあるため昼前後しか日は当たりませんが、それでも風通しのいい場所で干したいと、洗濯物を抱えて屋上に上がるようです……

2011/12/12

今度のうちはどこ?


2011.12.12 にアップしました。

 引越し日12月3日(土)の朝は、前夜からの冷たい雨が降っていましたが、引越しに雨天順延はありませんから決行あるのみです。
 転居先に運び込まれた荷をほどくと、防水用ビニールのしわにたまった水で室内が水浸しになってしまうも、ぞうきん類が出てこない! と、放っておくしかない状況からのスタートです。
 さて、今回わたしはどこに引越したのでしょうか?

2011/11/28

平地を占領された町の生きる道──横浜

【神奈川県】
2011.11.28 にアップしました。

 三ツ沢球技場は以前、Jリーグ「横浜マリノス」「横浜フリューゲルス」2チームがホームとしましたが、フリューゲルス解散後は、サポーターの後押しで設立された「横浜FC」がホームとします。
 TVでも日本代表戦しか見ませんが、その底辺を支えるJ2チームの応援に集まる姿に「あなた方のおかげで、FIFAランキング20位内に定着できた」と、球技場に駆ける子どもたちの将来を応援したい気持ちになります……

2011/11/21

新しい道、古い道──反町

【神奈川県】
2011.11.21 にアップしました。

 以前東横線で使われたトンネルが、遊歩道として整備されました。この新しい道は「ここなら歩いてみよう」とウォーキングの方、「このコースを走ろう」のジョギングの方、そして「トンネルを抜けて買い物へ行こう!」の姿に見える付近の方々には、ライフスタイルを変えるインパクトを与えたのでは? との印象があります……

2011/11/14

歴史はしかばねの上に……──東白楽、岸根公園

【神奈川県】
2011.11.14 にアップしました。

 広大な岸根公園には1972年まで、米軍の「岸根キャンプ」がありました。
 近くの方によると、ベトナム戦争当時に大型ヘリコプターが日々発着するのは、負傷兵が運び込まれる病院施設があるためとうわさされ、「篠原池からホルマリンのにおいがした」→「死体処理施設」ではないか? とされていました……

2011/11/07

戦後の面影が残るということ──白楽、六角橋

【神奈川県】
2011.11.7 にアップしました。

 陣取った全員が、細く短くしなりの強い「玄人っぽい」釣り竿を持って並ぶだけで迫力がありますが、「この気合い何?」と思うほどの真剣さで竿に向かっています。
 とても微妙なアタリに手首で対応し、瞬時に「クンッ!」と手首を返して見事に釣り上げています……

2011/10/31

駅は寺の境内にあり──妙蓮寺

【神奈川県】
2011.10.31 にアップしました。

 東横線で横浜方面へ向かう際、各停に乗っても菊名駅で特急・急行に乗り換えるので、菊名〜横浜間にある妙蓮寺、白楽、東白楽、反町駅はどうしても軽視しがちになります。
 確かに立ち寄る用事もないので、機会を作らないと降り立てない「駅たち」(ちょっと同情)といえます……

2011/10/24

住民の勝利!──黄金町バザール2011

【神奈川県】
2011.10.24 にアップしました。

「お嬢さん、ここは若い娘が一人で歩くような場所じゃないぜ」
 右写真の光景は以前の様子と変わらないように見えますが、彼女がのぞく場所にはポツンと小さな展示会場があります。
 今や、若い女性が何の警戒感もなく足を踏み入れる環境となったことに驚き、思わず係の人に「やりましたねー!」と声を掛けてしまいます。
 「ここ3年くらいでようやくキレイになってきました」とのことですが、これはスゴイ事です!

2011/10/17

生み出す力を探る──ヨコハマトリエンナーレ2011

【神奈川県】
2011.10.17 にアップしました。

 「ゲージツは爆発!」だったり「創造は破壊から生まれる」かも知れませんが、すでに「壊された国」で表現するにあたり、破壊という行為は不要と受け止められたのでしょう、そこには応援のメッセージが込められているようにも感じられます。
 被災国で展示される作品が、いかにこの国の見学者に訴えかけられるかを考えた結果、「周囲にあるものから生み出せるモノや、力を探る」という意図が込められたのではないかと……

2011/10/10

「過疎地を遊んじゃう!」島おこし──佐久島

【愛知県】
2011.10.10 にアップしました。

 過疎化により残された空き家を展示物としますが、空き家に人を呼び戻そうという趣旨はなく、空き家で遊んじゃおう! という提案に受け止められます。「過疎化で人がいないんだから仕方ないじゃん!」と開き直る姿勢が目新しく、「また遊びに来ちゃおうかな〜」と楽しげな気持ちにさせられる不思議な空間です……

2011/10/03

「その火を飛び越して来い」──神島

【愛知県】【三重県】
2011.10.3 にアップしました。

 嵐で休漁となる日の待ち合わせ場所とした監的哨に先にやってきた青年が、暖を取るためにたき火を起こすも居眠りしてしまいます。
 彼が寝ている間にやってきた娘が、服を乾かそうと裸でいる時に青年が目を覚まします。
 裸で抱き合う二人ですが「嫁入り前の娘がそんなことしたらいかんのや…… 私、あんたの嫁さんになることに決めたもの」(三島由紀夫『潮騒』)のくだりは、当時の日本人の倫理意識として、とても共感できるものだったことでしょう……

2011/09/26

豊饒の地──渥美半島

【愛知県】
2011.9.26 にアップしました。

 ひと月遅れの夏休みが取れたので、前回がいつか忘れてしまうほど久しぶりに「旅の続き」が実現しました。目的は、紀伊半島の志摩(鳥羽)から「海道をつなぐ」ことになります。
 豊橋を拠点に、渥美半島、神島、佐久島を歩く二泊三日(9月14日〜16日)の三河湾周遊ですが、はしゃいで写真を多く撮ったので、3部構成にする予定でいます……

2011/09/21

谷間で交わる鉄道路線──菊名

【神奈川県】
2011.9.21 にアップしました。

 ニワトリって片足で立ちました?
 もし足が一本だけでは歩けないので、バタバタ飛ぶまねで移動するのか?
 賽銭箱の裏にいて気付くのが遅れ、近い距離で互いを意識し合うも、撮影の間ばかりか帰り際に振り返っても一歩も動かない姿には、寺の主のような存在か? と思ってしまいます……

2011/09/12

日本のエネルギー革命 序章完結──六本木

【東京都】
2011.9.12 にアップしました。

 9月9日、東京電力・東北電力管内に対する電力使用制限令が解除されました。
 いま振り返ると、信じがたくバカバカしい「計画停電」や「電力危機」を、「節電の夏」として国民が受け入れたおかげで切り抜けられたことを、東京電力や国は全家庭に頭を下げて感謝すべきですが、改めて「日本人ってスゴイ!」と再認識した夏の終わりです……

2011/09/05

古くから山がシンボル──大倉山

【神奈川県】
2011.9.5 にアップしました。

 8月一杯で、東日本大震災被災地への自衛隊「大規模震災災害派遣」が終了しました(原発周辺の支援は継続)。
 国民は皆、とにかく自衛隊には頑張ってもらいたいと応援していましたから、お疲れ様でしたと共に「ありがとうございました!」と感謝を伝えたいところです。
 約5ヶ月半、延べ約1063万人が動員され、とりあえずの緊急対応が済んだとされますが、これからの復興「さぁ、どうしよう」が始まります……

2011/08/29

川沿いに開けた「東京の奥座敷」──綱島

【神奈川県】
2011.8.29 にアップしました。

 この地は、戦前から「東京の奥座敷」と呼ばれる温泉街で、80軒程の宿泊施設があり、1926年東京横浜電鉄神奈川線(現東横線)開通時には「綱島温泉駅」とされます。
 戦後は花街として再生しますが、「関東の有馬温泉」とも呼ばれ、アメリカ兵の特殊慰安所にも使用されたようです。米軍に完全に乗っ取られた横浜に近い場所柄のせいもあるのでしょう……

2011/08/22

背伸びしたがる──日吉

【神奈川県】
2011.8.22 にアップしました。

 東急東横・目黒線の日吉駅は、駅前の慶應大学日吉キャンパスや住宅地のイメージから、好感度はあっても何か気取っているような印象があります。
 慶應の学生でも、クラブ活動帰りにはラーメン屋でガッツリ食べたいわけで、今どきの学生街にはきれいな店も増えましたが、実情は変わらないようで安心したりします……

2011/08/15

VIVA! フラガール!!──お台場

【東京都】
2011.8.15 にアップしました。

 彼女たちの目的である「被災地復興」&「わたしたちに会いに来てください」のメッセージは、彼女たちの「舞台では常にベストを!」の気持ちと共に、見る側にしっかと伝わってきます。
 そんなまぶしいばかりの踊りを刺激剤として、「オレたちは何かやってる?」という自問のきっかけにするべきなのでしょう……

2011/08/08

地名は大切な財産──元住吉

【神奈川県】
2011.8.8 にアップしました。

 写真の住吉神社は、大阪住吉大社の由来と思っていたら、当時の村名から付けられたそうです。
 ところが、町村合併により「住吉」の地名は消滅してしまいます。失望した住民は翌年開業する鉄道の駅名採用を嘆願し、「元住吉:元の住吉村」とされた経緯があるそうです……

2011/08/01

若い汗は「サラサラ」と感じる場面──武蔵小杉

【神奈川県】
2011.8.1 にアップしました。

 汗くささしか思い浮かばない部活の思い出ですが、外部の視点から見ると、何て「サラサラ」した汗なのだろうと、美しいモノを見るような気持ちにさせられます。
 年齢や生活習慣から「血液ドロドロ」が避けられない身には、「まぶしき年代」と映るのでしょう。
 女子も男子も懸命に立ち向かい、勝敗は別にしても成し遂げた後の無邪気な姿を「カワイイ」と感じてしまうオヤジは、また来年も立ち寄ってしまいそうです……