2021.3.15にアップしました。
地下鉄東西線 妙典駅周辺は以前行徳町とされ、本塩、塩焼 等の地名が残る塩業の中心地で、江戸時代に「行徳千軒寺百軒」とされた様子は、寺社が健在の地域に残る寺町通りの名称にうかがえます。
妙典(法華経の別の略称)の地名は、中山(競馬場付近)にある法華経寺の系譜を持つ、日蓮宗に守られた経緯によりますが、往来が多い成田街道(新勝寺は真言宗)や、塩田労働者が多い地域のためか、多様な宗派の人々を受け入れる、包容力を持ち合わせていました。
周辺の発展は徳川家とのつながりによるもので、家康が鷹狩りの際に通った道(権現道)を大切にする姿勢が受け継がれ、繁栄期の遺産が残されるようです……
0 件のコメント:
コメントを投稿