2018/11/26

水源から砂浜まで──検見川(花見川)

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2018.11.26にアップしました。

 印旛放水路(新川〜花見川〜検見川)がたどり着く東京湾には、千葉県自慢の人工海浜が広がります。都市部の生活環境は水源から砂浜まで管理下に置かれますが、そんな様子を印旛沼〜新川〜花見川〜検見川浜までの短い間で目にできました。
 砂を守るため防波堤を建設するも砂浜は浸食されるばかりで、当初は力を入れていた千葉県も砂の供給を停止したため、自慢の砂浜は遊泳禁止とされますが(ウインドサーフィン等は盛ん)、浜辺やジョギング・サイクリングロードには人出が多く、近隣住民には欠かせない海浜公園のようです……

2018/11/19

人が開いた排水の路──花見川

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2018.11.19にアップしました。

 印旛放水路として開削された区間を歩いてみると、本来の分水界は大和田機場より東京湾側だったように見えます。川沿い集落への影響、機場南側に谷地があった等の理由により、印旛沼側からの水路は機場以南に伸ばせなかったのではないか。
 開削区間でもっともインパクトがある弁天橋(心霊スポットとして有名らしい)付近にはかなり深い谷が刻まれ(1969年完成)、鳥の声しか届かない谷間に続くジャリ道には、千葉県で例えるなら房総半島方面のような雰囲気があります。ここは脇道のない長い一本道なので、通り抜ける場合はいいが戻るには同じ道を引き返すしかないため、それなりの心構えが必要な道です……

2018/11/12

水辺で育まれた──印旛沼

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2018.11.12にアップしました。

 湖畔の人だかりは「印旛沼流域 環境・体験フェア ~まるごと いんばぬま~」のにぎわいで、流域の13市町等が参加するように、印旛沼の水は広い地域に恩恵をもたらしています。
 佐倉高等学校カヌー部の練習風景は、催しのデモンストレーションらしいが、カヌー部も静かな湖面に誘われ発足したのではないかと。
 印旛沼は丘陵地の間に広がる沼地・湿地(太古の時代は海)でしたが、戦後の干拓により面積は半分以下となり、現在は北部調節池(北印旛沼)と西部調節池(西印旛沼)だけとなりますが、湖沼としては千葉県内最大の面積を持ちます……

2018/11/05

田園の秋──新川(印旛放水路)

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2018.11.5にアップしました。

 稲の収穫が終わった田んぼには、機械梱包された稲わらが並びます(表面はガッチガチ)。以前は乾燥させるため傘を重ねたように積み上げましたが、右の姿はこれから加工場に運び込まれる資源のように見えます(バイオマス燃料に稲わらが利用される例もあるそう)。
 水辺に近い低地は肥沃な土壌で絶好の稲作地に見えますが、雑草が生えている区画も目につきます。高齢化によるリタイアや後継者不足による事情は理解できても、政策等の理由から稲作を断念することは、米を育てられる恵まれた環境(資源)をムダにしているように。
 皆、日本の米が一番おいしいと思っていますから(今年の新米もおいしかった!)、応援する気持ちを持っているはずと……