2013/01/14

ビルは北風より強し──汐留、新橋

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑭」 ゆりかもめを歩く:汐留、新橋
2013.1.14にアップしました。

 汐留一帯の高層建築物が海風を遮るため、内陸部で高温化(ヒートアイランド)が発生すると指摘されて久しいが、冬の季節には逆の効果をてきめんに体感できたりします。
 ビル群の南側にある浜離宮恩賜庭園(右写真)では冬の北風がビルに遮られるため、風をほとんど意識することなく、ゆるゆると散策が楽しめます。
 ですが帰り道、一歩ビル街に足を踏み入れた途端、寒風にさらされ「さっきまでの穏やかさは何だったの?」と、ギャップに身震いさせられます。一度お試しあれ……

2013/01/07

声援を送り、元気をもらう新年

【神奈川県・東京都】──湘南、田町 2012.12.31〜2013.1.3
2013.1.7にアップしました。

今年で2度目となる「正月の華:箱根駅伝」ライブですが、この盛り上がりに乗っかった瞬間、応援側にもウルウルくるモノがあります。
 都内なので母校の応援は増えますし、応援団は地下鉄や電車を利用し追いかけて応援するので、ランナーはこれ以上ない声援の後押しを受け、力を振り絞れることでしょう。 
 激励には、自分への叱咤の叫びと感じる声もあります。
 テレビでは感じられない「ガンバレーッ!」の声援に込められた「オレも頑張るぞー!」の気持ちこそが、「新年の華=祭り」であるこの催しを定着させた原動力ではないか? と感じたりします……(写真は優勝の日体大アンカー)

2012/12/31

思い広がる海の玄関──日の出〜竹芝

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑬」 ゆりかもめを歩く:日の出〜竹芝
2012.12.31にアップしました。

 竹芝桟橋で「おがさわら丸」を見かけますが(停泊地に向かう姿)、現在も八丈島航路より小さな船らしい。
 時刻表によると所要時間は26時間程度で、片道でサラリーマン3日分の労働時間となるも、父島ではクルー交代ができないので、休息のため父島で2日間休みます。
 それを積み重ねると1週間に1往復しかできませんから、採算はとても考えられないため、運営側に使命感はあっても、船のサイズは「最小限」となってしまいます…… 
 不便な面ばかり書きましたが、そんな土地だから感じられるよろこび・楽しみは必ずありますから「生涯一度は小笠原の旅」を是非オススメします!(世界遺産ですもの)

2012/12/24

運河のある町に一年──芝浦ふ頭〜日の出

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑫」 ゆりかもめを歩く:お台場海浜公園〜芝浦ふ頭
2012.12.24 にアップしました。

 12月で「運河のある町」に引越して一年となりました。
 運河を満たす海水は決して澄んではいませんが、「悪臭」のイメージもほとんど気にならならないので、自然とベイエリア方面に足が向きます。
 以前暮らした近所の多摩川河川敷も空が広く気持ちよかったものの、ドブ臭さは川の方が強かった印象があります。
 物価は高く、スーパーも少ないので暮らしやすいとは思えませんが、交通の便利さだけは実感できます。
 海好きとして、東京湾や運河も海と拡大解釈? できれば、人の往来が多い地域でも「より所」を実感できるようなので、精神的には落ち着けるような気がしています……

2012/12/17

虹をわたる心地よさ──レインボーブリッジ

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑪」 ゆりかもめを歩く:お台場海浜公園〜芝浦ふ頭
2012.12.17 にアップしました。

 お台場海浜公園はスルーしてレインボーブリッジを目指すはずでしたが、にぎわいに誘われました。
  砂浜にはビーチバレーコートが何面も設置され「第21回お台場ビーチバレー(2人制ファイナル)」が開かれています。
  プロと違い「草ビーチバレー」では、時折見られるナイスプレーに歓声が上がる程度ですが、砂まみれでのハツラツとしたプレーには、見る側にも力の入る場面があります。。
 男女ともギャラリーの少なさは季節柄に違いありません。
 やはりこのスポーツは、夏じゃないと盛り上がりませんよね……

2012/12/10

現代人が求める暮らし──台場〜お台場海浜公園

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑩」 ゆりかもめを歩く:台場〜お台場海浜公園
2012.12.10 にアップしました。

 おだいばビーチはペットと走れますし、シャワー施設があるので冬でもウインドサーフィンが可能な砂浜です。
 お台場海浜公園付近には「シーリアお台場」という公共住宅が立ち並ぶ一画があります。いまどきの新しい町がどこも同じ様に、高層住宅に、スーパー、コンビニ、コーヒーチェーン店、ドラッグストア、広く見せようと広場を大きくとった公園、がセットであります。
 「それだけじゃ困る!」の文句はあっても、とりあえず必要なサービスはあるので、生活できちゃったりします。
 現代人が求める暮らしって、そんなもんなのかも知れません。
 きっと住人は「それは我慢できる」とした上で、ここでしか手に入らない充実感を堪能しているのでしょう……

2012/12/03

巨大堤防に囲まれる出島──船の科学館〜台場

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑨」 ゆりかもめを歩く:船の科学館〜台場
2012.12.3 にアップしました。

 台場地区では高層の建造物があっても空き地があるので、少し離れれば「空の広さ」を取り戻せます。
 しかし、いくら「ゆとり」を宣伝しても、都市計画にそんなゆるさを盛り込むことはできません。
 計画が未達成で、土地利用が「スカスカ」であることを実感するのは、本土側の山並みのような高層ビル群を目にし、現実に引き戻される瞬間です。
 本土側に暮らすわれわれには、巨大な防風林(堤防?)に囲まれ見晴らし、風通しが悪くなる印象がありますが、出島側に暮らす人たちには、本土側の門が閉ざされる印象を受けるのではあるまいか?
 また、ビル群が巨大堤防として機能し波を押し返したら、ここだけ大津波にさらわれそうにも思えます。
 東京湾を襲う最大級津波のシュミレーションについて知りたいところです……

2012/11/26

ここは、中防ですよ!──中央防波堤埋立処分場

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑧」
2012.11.26 にアップしました。

 ここは「東京23区から出されるゴミの最終埋立処分場」とされるため、23区以外はそれぞれ処分場を持つわけで、武蔵野市など多摩25市1町では、西多摩郡日の出町「二ツ塚最終処分場」を利用しています。
 今どきゴミの焼却灰は、エコセメントとして全量資源化されるため、その時点では処分されないそうです。
 拍手したいところですが、処分を先延ばしすることを「リサイクル」と表現します。
 「エコ」という響きに満足するだけでなく、少しは勉強しないといけません……

2012/11/19

Danceってスリリング!──テレコムセンター

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑦」 ゆりかもめを歩く:テレコムセンター
2012.11.19 にアップしました。

 偶然テレコムセンター1階ホールで「東京六大学競技ダンス選手権大会」に遭遇します。
 目にした男女ペアの「クイックステップ:飛び跳ねるような踊り」決勝では、どのペアも思い切り飛んで回るため、何度もぶつかりそうになり「危ない!」と、ヒヤヒヤする場面の連続から、スリリングな「舞い」の印象を受けます。
 映画『Shall we ダンス?』で、他の演技者に衝突しペアのドレスを破ってしまう竹中直人の事態は、現実にありそうですが、よけ方も腕の見せ所である「イキな競技?」とされると、カッコ良すぎです……  

2012/11/12

アニメキャラコスプレの聖地?──青海

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑥」 ゆりかもめを歩く:青海(あおみ)
2012.11.12 にアップしました。

 昼下がりの芝生でくつろぐコスプレ衆の姿に、お台場は「コスプレのリゾート地」になったのか? と……
 ヘソ出しルック=『うる星やつら』のラムちゃん、としか思い浮かばないオヤジでも、バスケットボールを抱えていれば『スラムダンク』くらい分かります(古くない?)。
 メイクもキメたグループで登場人物の気分に浸って写真を撮り合う連中が、そこら中からわいてきます。
 アニメキャラコスプレは結構「きてる」らしく、中でもお台場、有明での催しが多いため、聖地となりつつあるようです……

2012/11/05

防災拠点とは……──有明〜国際展示場正門

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑤」 ゆりかもめを歩く:有明〜国際展示場正門
2012.11.5 にアップしました。

 全国各地のナンバープレートをつけた消防車が並ぶ様子に「何事?」と思うも、翌日開催の「全国消防操法大会」に集結したもので、前日練習が行われています。
  消防団の大会なので、皆さん別の仕事を持つ方々のボランティア活動ですが、大震災では任務により亡くなられた方が多くいました。
  震災後初めての大会で「全国47都道府県揃い踏み!」のうたい文句には、全国消防団の心意気が込められていると感じます……

2012/10/28

工場跡地再開発の困難さ──豊洲〜有明

【東京都】──「ベイエリアウォーク ④」 ゆりかもめを歩く:豊洲〜有明
2012.10.28 にアップしました。

 築地市場の移転予定地で環境基準を大幅に超える有毒物質が検出され、騒がれたのがこの地になります(以前は東京ガスの工場)。
 大規模な土壌入れ替えをやる・やらないの紆余曲折は、都議会の勢力交替もあり、移転計画は大幅に遅れています。
 ほど近くに2012年オープンの、オートキャンプ場・バーベキュー施設は、アクセスがいいこともあり週末はにぎわっています。
 空は広いも星は少ない場所柄なので、楽しみは夜景なのでしょうが、有毒物質の飛散は大丈夫なのかと……

2012/10/19

「日本最古の石」自慢──飛水峡

【岐阜県】──「飛騨の道 ⑤」
2012.10.19にアップしました。

 今回の旅行で印象に残ったのは、食べ物のおいしさです!
 山のものにあまり関心が向がず期待薄でしたが、一帯はおばちゃんたちに大人気の「メジャー観光地」ですから、手を抜けないのだと思います。
 雪深い冬の間に根気が養われるのか、性分として「手を抜くということができない人々ではないか?」と感じます。
 そんな人たちの持てなしに感激し、しかと気持ちを受け止めたことを、感謝の言葉として表すべきと思います。

 とても「おいしい時間」を、ありがとうございました!

2012/10/14

府県よりも広い高山市──高山、下呂

【岐阜県】──「飛騨の道 ④」
2012.10.14 にアップしました。

 高山は飛騨山脈の北側に位置するため(太平洋と日本海の分水界の日本海側)、おのずと富山県側との経済・文化交流が盛んになります。
  その土地柄の良さを感じたのが、新米のおいしさです。
 水のいい富山・岐阜のお米を食する地域なので、地産地消のプリップリ感に「うまっ!」と、目が飛び出るような至福感が味わえます。現地で是非!
 古い町並みを生かそうとするさまざまな工夫を目にしましたが、もしここに暮らしたら「こんな玄関にしたい」と思った光景です。
  このツタの伸び方は、イメージしなければ誘導できません。
 今年はうまくいったのでしょうか? 「ベスト玄関賞」です……  

2012/10/10

鉱山開発の功と罪──神岡、古川

【岐阜県】──「飛騨の道 ③」
2012.10.10 にアップしました。

 実物の見学はできずとも、スーパーカミオカンデがどんな場所にあるのか一度訪れたいと思っていました。
  その施設は、旧神岡鉱山内に東京大学宇宙線研究所が建設したニュートリノ検出装置で、1987年世界で初めてニュートリノを検出し、その功績により2002年小柴先生はノーベル物理学賞を受賞します。
 鉱山開発時点では、金・銀・銅が関心を集めますが、取り尽くした後に、まだ亜鉛・鉛があると開発を進める過程で、公害問題を起こすことになります。
  目の前は日本海側に流れ込む神通川で、下流域にカドミウムが原因の富山「イタイイタイ病」とされる大規模な公害病を引き起こしました……(写真は古川の酒蔵)

2012/10/07

世界遺産の力──五箇山、白川郷

【岐阜県】──「飛騨の道 ②」
2012.10.7 にアップしました。

 白川郷のにぎわいは「さすがメジャー級世界遺産!」と驚きます。
 この夜、宿で一緒になったご夫婦に「集落内に駐車場は?」とたずねられ、同じ思いだった自分の意識変化を伝えました。
  集落内の駐車場を探すつもりで、集落に入る直前の信号で停止します。
  停車中に集落外の駐車場に誘導する看板と、集落の雰囲気を目にし、場の空気を感じたのでしょう、信号が変わってから慌ててウインカーを出し集落外へ向かいます。
  それが正解であることを、集落内を歩く側となって納得します。
 「ここを車が走るのはイヤだなぁ」と……

2012/10/03

Last Frontier 岐阜県──関、郡上八幡

【岐阜県】──「飛騨の道 ①」
2012.10.3 にアップしました。

 岐阜県の皆さま、ご挨拶が遅くなりました。
 海や島好きなので、海に面していない土地は敬遠がちで、以前から「あれ、岐阜県だけ歩いてないかも?」と思いつつも、ようやく47都道府県最後の「未踏の地」に立ちました。岐阜羽島の地です……
 新幹線岐阜羽島駅の第一印象は、1970年日本万国博覧会(大阪万博)へ向かう際、ひかり号の通過待ちの間に眺めた田園風景に「何で田んぼの中に駅があるのか?」というものです(当時は最寄りの新横浜駅もこだましか停車せず、周囲は田んぼでした)。
 現在ではだいぶ町らしい姿に見えますが、岐阜羽島駅に降り立つとは想像したことありませんでした。だって、用事ないんですもの……

2012/09/23

Port of TOKYO──豊洲、晴海

【東京都】──「ベイエリアウォーク ③」
2012.9.23 にアップしました。

 晴海客船ターミナルは1991年にオープンしますが、93年開通予定のレインボーブリッジによる高さ制限のため、クイーンエリザベスなど巨大客船が寄港できないことを念頭に建設された、お飾り的な客船ターミナルになります。
 ですがメインラウンジからの「前面に東京港が広がり、その上にレインボーブリッジが架かる絵」は、こんな景色が見られる施設を作りたかった意図が明確に伝わり、施設の英語表記「Port of TOKYO」をスーッと納得させる光景として存在します。
 夜景はキレイだろうと調べれば、横浜に負けず「夜景に酔っちゃった…」という光景のようです……(写真は豊洲)
 

2012/09/17

空がひろっ──葛西臨海公園

【東京都】──「ベイエリアウォーク ②」
2012.9.17 にアップしました。

 細かいミストが立ちこめる中にうごめく陰が見えます。中心部に座り込み、両手を頭上で組み瞑想か修行をしているように見え、「レインボーマン」でもいるのか? と目を凝らします。
 少年がひとりで遊ぶ姿は、はしゃぐものではなく「儀式」を行うようなゆったりとした動作で、ミストの中を動き回ります。
 思い起こせばガキ時分に、勝手な思い込みの結界を周囲に想定し、その内側(自分の領域)で何かやっていた記憶がよみがえります。
 あれが「自我の目覚め」だったのか? と、彼を見て思ったりします……

2012/09/10

京都の香りを求めて──江戸東京博物館

【東京都】
2012.9.10 にアップしました。

 この日は江戸東京博物館「二条城展」の見学です。
 京都二条城では、鴬張りの廊下(キュッキュッと鶯の鳴き声のように鳴る)は歩けても、室内には入れません。
 しかし近くで目にできても横並びの展示では、今度は部屋の雰囲気が感じられません。
 主催者側も「そんな要望があろうかと!」VR(バーチャルリアリティ)の映像を見せてくれます。
 その映像では、周囲に展示される襖に囲まれた本来の空間配置(天井も含めて)が見て取れるので、立体的なイメージが膨らみます。
 現物+バーチャルリアリティの展示は、双方に対する想像力を喚起する面でとても素晴らしい相乗効果と感心させられます……