2012/10/19

「日本最古の石」自慢──飛水峡

【岐阜県】──「飛騨の道 ⑤」
2012.10.19にアップしました。

 今回の旅行で印象に残ったのは、食べ物のおいしさです!
 山のものにあまり関心が向がず期待薄でしたが、一帯はおばちゃんたちに大人気の「メジャー観光地」ですから、手を抜けないのだと思います。
 雪深い冬の間に根気が養われるのか、性分として「手を抜くということができない人々ではないか?」と感じます。
 そんな人たちの持てなしに感激し、しかと気持ちを受け止めたことを、感謝の言葉として表すべきと思います。

 とても「おいしい時間」を、ありがとうございました!

2012/10/14

府県よりも広い高山市──高山、下呂

【岐阜県】──「飛騨の道 ④」
2012.10.14 にアップしました。

 高山は飛騨山脈の北側に位置するため(太平洋と日本海の分水界の日本海側)、おのずと富山県側との経済・文化交流が盛んになります。
  その土地柄の良さを感じたのが、新米のおいしさです。
 水のいい富山・岐阜のお米を食する地域なので、地産地消のプリップリ感に「うまっ!」と、目が飛び出るような至福感が味わえます。現地で是非!
 古い町並みを生かそうとするさまざまな工夫を目にしましたが、もしここに暮らしたら「こんな玄関にしたい」と思った光景です。
  このツタの伸び方は、イメージしなければ誘導できません。
 今年はうまくいったのでしょうか? 「ベスト玄関賞」です……  

2012/10/10

鉱山開発の功と罪──神岡、古川

【岐阜県】──「飛騨の道 ③」
2012.10.10 にアップしました。

 実物の見学はできずとも、スーパーカミオカンデがどんな場所にあるのか一度訪れたいと思っていました。
  その施設は、旧神岡鉱山内に東京大学宇宙線研究所が建設したニュートリノ検出装置で、1987年世界で初めてニュートリノを検出し、その功績により2002年小柴先生はノーベル物理学賞を受賞します。
 鉱山開発時点では、金・銀・銅が関心を集めますが、取り尽くした後に、まだ亜鉛・鉛があると開発を進める過程で、公害問題を起こすことになります。
  目の前は日本海側に流れ込む神通川で、下流域にカドミウムが原因の富山「イタイイタイ病」とされる大規模な公害病を引き起こしました……(写真は古川の酒蔵)

2012/10/07

世界遺産の力──五箇山、白川郷

【岐阜県】──「飛騨の道 ②」
2012.10.7 にアップしました。

 白川郷のにぎわいは「さすがメジャー級世界遺産!」と驚きます。
 この夜、宿で一緒になったご夫婦に「集落内に駐車場は?」とたずねられ、同じ思いだった自分の意識変化を伝えました。
  集落内の駐車場を探すつもりで、集落に入る直前の信号で停止します。
  停車中に集落外の駐車場に誘導する看板と、集落の雰囲気を目にし、場の空気を感じたのでしょう、信号が変わってから慌ててウインカーを出し集落外へ向かいます。
  それが正解であることを、集落内を歩く側となって納得します。
 「ここを車が走るのはイヤだなぁ」と……

2012/10/03

Last Frontier 岐阜県──関、郡上八幡

【岐阜県】──「飛騨の道 ①」
2012.10.3 にアップしました。

 岐阜県の皆さま、ご挨拶が遅くなりました。
 海や島好きなので、海に面していない土地は敬遠がちで、以前から「あれ、岐阜県だけ歩いてないかも?」と思いつつも、ようやく47都道府県最後の「未踏の地」に立ちました。岐阜羽島の地です……
 新幹線岐阜羽島駅の第一印象は、1970年日本万国博覧会(大阪万博)へ向かう際、ひかり号の通過待ちの間に眺めた田園風景に「何で田んぼの中に駅があるのか?」というものです(当時は最寄りの新横浜駅もこだましか停車せず、周囲は田んぼでした)。
 現在ではだいぶ町らしい姿に見えますが、岐阜羽島駅に降り立つとは想像したことありませんでした。だって、用事ないんですもの……

2012/09/23

Port of TOKYO──豊洲、晴海

【東京都】──「ベイエリアウォーク ③」
2012.9.23 にアップしました。

 晴海客船ターミナルは1991年にオープンしますが、93年開通予定のレインボーブリッジによる高さ制限のため、クイーンエリザベスなど巨大客船が寄港できないことを念頭に建設された、お飾り的な客船ターミナルになります。
 ですがメインラウンジからの「前面に東京港が広がり、その上にレインボーブリッジが架かる絵」は、こんな景色が見られる施設を作りたかった意図が明確に伝わり、施設の英語表記「Port of TOKYO」をスーッと納得させる光景として存在します。
 夜景はキレイだろうと調べれば、横浜に負けず「夜景に酔っちゃった…」という光景のようです……(写真は豊洲)
 

2012/09/17

空がひろっ──葛西臨海公園

【東京都】──「ベイエリアウォーク ②」
2012.9.17 にアップしました。

 細かいミストが立ちこめる中にうごめく陰が見えます。中心部に座り込み、両手を頭上で組み瞑想か修行をしているように見え、「レインボーマン」でもいるのか? と目を凝らします。
 少年がひとりで遊ぶ姿は、はしゃぐものではなく「儀式」を行うようなゆったりとした動作で、ミストの中を動き回ります。
 思い起こせばガキ時分に、勝手な思い込みの結界を周囲に想定し、その内側(自分の領域)で何かやっていた記憶がよみがえります。
 あれが「自我の目覚め」だったのか? と、彼を見て思ったりします……

2012/09/10

京都の香りを求めて──江戸東京博物館

【東京都】
2012.9.10 にアップしました。

 この日は江戸東京博物館「二条城展」の見学です。
 京都二条城では、鴬張りの廊下(キュッキュッと鶯の鳴き声のように鳴る)は歩けても、室内には入れません。
 しかし近くで目にできても横並びの展示では、今度は部屋の雰囲気が感じられません。
 主催者側も「そんな要望があろうかと!」VR(バーチャルリアリティ)の映像を見せてくれます。
 その映像では、周囲に展示される襖に囲まれた本来の空間配置(天井も含めて)が見て取れるので、立体的なイメージが膨らみます。
 現物+バーチャルリアリティの展示は、双方に対する想像力を喚起する面でとても素晴らしい相乗効果と感心させられます……

2012/09/03

Bay Area Walk ! ──東京ゲートブリッジ

【東京都】──「ベイエリアウォーク ①」
2012.9.3 にアップしました。

 前回のラストで海と再会した際、次は気になっていたゲートブリッジを歩こうと決めました。それを機に少しベイエリアを歩こうと思います。
 現在暮らす田町もベイエリアと感じるのは、風の穏やかな猛暑日でも駅前2階テラスの喫煙所で、海側からそよそよと流れる風を意識する瞬間です(汗は引かないが心地いい)。
 それは海からの湿気が含まれた風で、かなり想像力は必要ですが、海岸の木陰で感じる印象に近いので、都会でも「海辺の空気の流れ」を実感できます。
 その心地よさに、すっかりベイエリアの住人気分だったりします……

2012/08/27

Portrait of The Tower──浜松町〜田町

【東京都】──「山手線を歩く! 32」
2012.8.27 にアップしました。

 東京スカイツリー開業から、影が薄くなった印象のある東京タワーですが、夏休み日曜日の人気は健在で、バス添乗員の説明では「最上階の特別展望台のエレベーターは、何と2時間待ち!」、地上でも行列が伸びています。
 海外からの観光客に東京で人気なのは「浅草&ツリー」と思うも、ツアーでは行列する時間が無いため、あきらめざるを得なかったことでしょう。
 それで仕方なく「皇居&タワー」だったりするのか?
 国民も「ほとぼりが冷めるまで…」の状況は、旅行会社側も説明しているとは思いますが……

2012/08/20

小規模店がサラリーマンの味方──新橋〜浜松町

【東京都】──「山手線を歩く! 31」
2012.8.20 にアップしました。

 新橋駅周辺が「サラリーマンの聖地」的に扱われるのは、大規模な再開発は到底できないほど細分化された地権者たちが、身の丈にあった商売を続ける成果、とも感じられます。
 汐留地区の再開発や、イタリア街が誕生しようが(どちらもピンと来ません)、軸のぶれない商売スタンスが、オヤジたちをあたたかく迎え入れてくれます……

2012/08/13

五輪から受けた「オレたちにはできる!」勇気、
その足を引っ張る政治家たち──有楽町〜新橋

【東京都】──「山手線を歩く! 30」
2012.8.13 にアップしました。

 ロンドンオリンピックの日本選手団が、メダル獲得数ではこれまで最高の成績を残しました。
 日本国民であればその理由に「復興」「絆」と出てくるでしょうし、根本には「自分の存在確認:アイデンティティ探し」が、選手同様に応援側にも存在するため、強力な磁力のような「目に見えない力」が、選手たちを後押ししたのでしょう。
 そのきっかけはもちろん、大震災・原発事故を経験した「不安感」以外にありません……

2012/08/06

猛暑日はビル風大歓迎!──東京〜有楽町

【東京都】──「山手線を歩く! 29」
2012.8.6 にアップしました。

 有楽町駅交通会館側は市街地再開発事業により、以前あった有楽シネマ、レバンテ、よく通った喫茶店を含む一帯は、有楽町イトシア(複合商業施設)に生まれ変わりました。
 確かに若者向けの集客力が高い商業施設になりましたが、歴史や文化と「個性」が失われてしまった思いが強く残ります。
 オヤジが相手では家賃を払えないという現実的な声は、「マルっと」納得できるのでさみしく感じます……
(右写真は、東京国際フォーラム)

2012/07/30

経済の中心地、再生の季節──東京駅周辺

【東京都】──「山手線を歩く! 28」
2012.7.30 にアップしました。

 ここは「エドジョー」天守跡Topにあるベンチで、海外からの観光客が占領する様子には「城はないのか?」と落胆の表情がうかがえます。
 外国人労働者の多い六本木とは違い、グループ単位(団体ではなく家族・友人の集団)の小波が途切れなく押し寄せるような、明治神宮に似た観光スポットで、洋の東西を問わず、外国人の密度が高い印象を受けました。
 日曜の訪問場所が限定されるのならば、そこに新らしい提案ができればビジネスチャンスが見つかるかも知れません……

2012/07/23

締め付けに負けぬたくましき下町──神田〜東京

【東京都】──「山手線を歩く! 27」
2012.7.23 にアップしました。

 人形町周辺は江戸末期「天保の改革」の綱紀粛正で、風俗取締りが強まり活気を失いますが、明治に入り芸妓の置屋・お茶屋が多数集まり付近の芳町は、柳町、新橋と並ぶ花街とされます。
 現在、メインストリートからいく筋先までも点在する飲食店の商売には、相当数の人出が見込まれています。
 想起したのは場所も近い門前仲町や森下の満足感で、きっとこの地も都心と違いうまいモノを安く提供し、価値ある満足感から「気軽さ」を演出しているのでしょう……

2012/07/16

Hill Topを目指す精神──秋葉原〜神田

【東京都】──「山手線を歩く! 26」
2012.7.16 にアップしました。

 教会には町のシンボルとなるべく、眺めのいい場所を目指す性格がありますが、一方の寺社では、修験道や密教など修行の場を求めるものは山の頂を目指すものの、山を背負い威厳を高めるなどさまざまで、土地柄により必ずしもHill Topを目指すものではありません。
 必ず天を見上げる信仰同様に、高みを望みながらも見上げることにこだわらない精神にも、普遍的な「祈る気持ち」が込められるなら、こだわらない「和式」の方がなじむ気がします……

2012/07/09

疑似空間の体感スポット──御徒町〜秋葉原

【東京都】──「山手線を歩く! 25」
2012.7.9 にアップしました。

 以前からコスプレ姿のビラ配りはいましたが、今どきは「コスチュームを見せたい(?)」若い娘たちが街頭にあふれており、ツクモ電機の店舗が並ぶ付近では道の両側から声を掛けてきます。「ヒマなんでしょう〜」の声も、場所を置きかえると見慣れた光景に見えてきます。
 オタク界のキザ男的な野郎が、メイドさんと話し込んでいます(道端での会話はOKのようです)。
 「オタク天国」に見えた光景も、実は「非オタク」同様で結構厳い社会に見えました……

2012/07/02

「縁」を取り持つ寺社の存在──上野〜御徒町

【東京都】──「山手線を歩く! 24」
2012.7.2 にアップしました。

 女性の前にある大きな輪は、大祓(おおはらい)神事の茅の輪(ちのわ:かやで作られた輪)です。
 6月(夏越の大祓)と12月(師走の大祓)の晦日(末日)に行われる神事で、意識なしに犯した罪穢災厄(つみけがれわざわい)を除くための行事。
 見知らぬ人たちと神社で一緒に茅の輪をくぐることには、時節を共有するような一体感があり、一期一会と思われる「時間」「空間」の共有感は、「縁」という解釈がふさわしいと感じます……

2012/06/25

祭りの季節到来!──浅草

【東京都】──「山手線を歩く! 23」
2012.6.25 にアップしました。

 合羽橋に近い矢先稲荷神社の例大祭では、子どもたちに解放される「曳太鼓」が大人気です。
 ここでは祭りの装束に「カラフルなふんどし」を着ける人が多いことに驚きます。
 赤系の目立つ色づかいが多く、♥をちりばめるオッサンもいます(そんなの撮れな〜い)。
 湯気が立つようなHOTな印象には、同性も強烈なセックスアピールと感心しますし、女性にも「真っ向勝負」のアピールは、まとを射ているのではないか? それほどあからさまなアピールです……

2012/06/18

背中から伝わってくること──鶯谷〜上野

【東京都】──「山手線を歩く! 22」
2012.6.18 にアップしました。

 擬人化しやすいフォルム(姿)と、どっしりとした落ち着きから「頼れる父親像」を思い浮かべ、親近感を覚えたゴリラの背中です。
 振り返る際も「何か用?」と上半身だけ向けるしぐさが、無愛想ながらも存在感を示す一家の大黒柱的なイメージに結びついたりします。
 ここでは見られませんが、いざというときは胸をたたく「ドラミング」で敵を威嚇する頼りがいのある姿を、「勇ましさ」や「存在感」を失いつつあるオヤジたちは、見習わねばと感じたりするかも知れません……