2009/07/27

生活を守るために──羽村の堰、横田基地

【東京都】
2009.7.27 にアップしました。

 横田基地の戦闘部隊は1971年に沖縄へ移転したそうです。きな臭い連中を首都周辺に置きたくない理由は分かりますが、米軍を沖縄に押しつけたのは国であると思います。
 基地には国を守るという大義があります。では、基地周辺の民間地を守る義務は誰が負うのでしょうか? 都知事が「これでも沖縄よりは安全なんだ!」なんて言ったら、どうしましょう……

2009/07/20

「トトロの森」という名の重み──狭山丘陵

【東京都、埼玉県】
2009.7.20 にアップしました。

 「トトロの森」の名を利用する団体にとっては、知名度があるので応援を受けやすいと思われる反面、子どもたちの夢を育んできた「名」を汚してしまうと、リアルタイムから接してきた親世代を含めた人々にも、失望を与えることになります。
 何たってそこには、子供心を忘れられない大人(?)を含めた大勢の「夢と希望」が込められているのですから……

2009/07/13

梅雨は恵み、と感じる──国分寺崖線、お鷹の道

【東京都】
2009.7.13 にアップしました。

 国分寺の「お鷹の道・真姿の池湧水群」付近には、ホタルが生息しているそうです。観察時期は限られるでしょうが、それは草花や野菜を育てることと似ているように思われます。
 水は供給されるので手入れを怠らなければ、毎年見られるわけですから、付近に暮らす方々の特権とも言えますが、科せられた義務とも思われます……

2009/07/06

冷し中華の季節──府中基地跡、府中の森公園

【東京都】
2009.7.6 にアップしました。

 「府中」という地名は、奈良・平安時代の「国府所在地」を指すものなので、日本各地に存在しています(甲府は甲斐府中の略等々)。
 鎌倉時代には鎌倉街道が南北に、江戸時代には甲州街道が東西に整備されたそうですから、かなり古くからにぎわっていた土地になるようです。

2009/06/29

安心な「翼をください」──調布飛行場周辺

【東京都】
2009.6.29 にアップしました。

 飛田給の駅を降りたときから、「ブルルルルー」というプロペラ機のエンジン音が聞こえ、ジェット機が発着できない離島の小さな空港に来たような「懐かしさ」が感じられます。
 ジェットエンジンと比べると、あのプロペラ機の「羽音(と表現したくなる)」からは、とても暖かみが感じられる気がします……

2009/06/22

「水の器」の七変化──多摩川に沿って

【東京都、神奈川県】
2009.6.22 にアップしました。

 今回は近所を流れる多摩川沿いにあじさいを追いかけました。
 咲き始めは白っぽくも、次第に色が変わることから「七変化」とも呼ばれるそうですが、ウシ、ヤギ、人には中毒を起こす毒性があるそうなのでお気をつけ下さいね。
 って、食べたりしないですよね?

2009/06/15

雨の季節の楽しみ方──明治神宮、外苑

【東京都】
2009.6.15 にアップしました。

 今年はなんだか「もう時季になったから発表しちゃえ!」という「無理やり梅雨入り宣言」の印象があります。
 季節感なんですから、アバウトでいいとも思うのですが、これも社会を管理することにつながっていることなのでしょう……

2009/06/08

人・物・鳥のスクランブル地帯──大井ふ頭周辺

【東京都】
2009.6.8 にアップしました。

 「パン、パン」という羽田空港で鳥を追い払う威嚇音が盛んに響いてきます。
 水辺にある空港ですから水鳥も多くいますし、近くには野鳥観察公園が整備されています。
 その一方で、飛行ルートからは排除させたいわけですから、かなり大変な取り組みだと思われます……

2009/06/01

水の流れ、人の流れ──等々力渓谷、戸越

【東京都】
2009.6.1 にアップしました。

 渓谷と聞くと山里的なイメージが膨らみますが、小川の散歩道程度を想像した方がいいかも知れません。
 一瞬とはいえ、谷の上にあった世俗を忘れられますし、整備された歩道がぬかるんでいるのも、崖からのわき水によるものですから「世田谷にこんな場所が?」と、木々がうっそうと茂っていることに驚きましょう。いっときのリフレッシュは出来るのではないでしょうか……

2009/05/25

灰色の町に映える緑の点描──白金、目黒

【東京都】
2009.5.25 にアップしました。

 われわれは、西洋庭園に桜や梅が植えられていても「ほら、桜がキレイよ」と、こだわりなく楽しむことができる感性を持っています。
 その一方で、和の空間を前にすると「やっぱり落ち着く」となごんだりします。
 日本庭園では、自然を取り込んで生かそうとしますから、そんな「あいまいさ」「はかなさ」が、やすらぎを与えてくれるのかも知れません。 

2009/05/18

三味の音が ビル風に乗る 神楽坂 と、麻布十番

【東京都】
2009.5.18 にアップしました。

 わたしの勝手なイメージでしょうか、神楽坂(かぐらざか)という言葉のひびきから、江戸にはなかったとしても、雅(みやび)な雰囲気を想像してしまうところがあります。
 神楽とは、宮中の神事にかなでる舞楽のことですが、市中にある神社のお祭りで奉納されるものも、同じ言葉で表現されます。
 それは正しいのですが、頭の中には無意識のうちに、華やかで、雅な光景が広がっていたりします……

2009/05/11

現代も変わらぬ首都の弱点──隅田川上流部

【埼玉県】【東京都】
2009.5.11 にアップしました。

 先日、赤羽付近で隅田川や荒川の氾濫を想定した場合、地下鉄に水が流れ込み都心の地下鉄路線が水没する、とのシュミレーション結果を目にしました。
 これまで幾度となく繰り返されてきた自然との闘いですが、現代の文明を持ってしても制御不能のおそれがあります。しょせん無理とは思っていても、何とかしてもらわないと次の日から都市機能が麻痺してしまいます。
 現代文明はこれからどう「水」と闘い、付き合うべきなのでしょう……

2009/04/28

人情は運べない──都電荒川線沿線

【東京都】
2009.4.28 にアップしました。

 都電荒川線は、飛鳥山公園付近で武蔵野台地の高台から、隅田川・荒川の流れる川の手に下ります。
 この辺りを「人情の境界線」と考えるととても分かりやすく、「山手」(高台)に対する「下町」(低地)という、まさに地理的分類の境界と共に実感できます(語源としても、地形区分から線引きされたそうです)。

2009/04/22

思い入れのある者は急ぐべし──下北沢

【東京都】
2009.4.22 にアップしました。

 小劇場、ファッション街、飲み屋はいまも健在ですが、わたしの記憶には駅前食品市場の印象が強く残っていました。
 1980年代までは栄えていたそうですが、いまや風前のともしびです。
 経営者の高齢化等もあったのでしょうが、町が生まれ変わる時期がちょうど潮時なのかも知れません……

2009/04/17

ガンバロー! 駅前商店街──世田谷線沿線

【東京都】
2009.4.17 にアップしました。

 三軒茶屋や下高井戸にある駅前商店街も、近い将来には大きな変革が押し寄せてくるように思われます。
 時と共に利用者の要望も変わっていくわけですから、商売のやり方にも工夫が必要になってくるのだと思いますが、大切なのは「スピリット」であり、町を愛する気持ちなのではないでしょうか。
 右写真は「再開発後もガンバロー!」を応援する絵。

2009/04/11

花見にかこつけて──小金井公園、井の頭公園

【東京都】
2009.4.11 にアップしました。

 花見という理由にかこつけて、昔なじみだった店の扉を開けた、という印象でしょうか。
 吉祥寺の町は久しぶりで、大きく・小さく変わった場所はありますが、基本は変わらない印象でした。
 やきとりの「いせや」はビルになっていましたが、駅前の「ハモニカ横町」は健在で「サトウのメンチカツ」の行列が相変わらず町の風景であることに、昔にタイムスリップしたような錯覚すら覚えます。

2009/04/07

春を実感する時──馬事公苑、千鳥ヶ淵

【東京都】
2009.4.7 にアップしました。

 わたしたちの「春の季節感」とは、突然気温が20度を超える日があったり、「桜の開花が早まりそう……」の情報でフライングする人はいたとしても、「桜満開」の絵を見ないことには、実感できない方が多いのではないでしょうか。
 桜の花粉に含まれるという「興奮剤」のような成分を吸い込むことで覚醒し、「春の訪れ」を実感する民族なのかも知れません。

2009/03/31

「元気で暮らせよ、さえない中年!」──柴又

【東京都】
2009.3.31 にアップしました。

 「博と仲良く暮らせよ。満男をあまり叱るんじゃないぞ。それから、おいちゃん、おばちゃんの面倒を頼んだぞ……」の声が聞こえてくるような柴又駅のベンチで、夕暮れの光景を眺めていると、何だか楽しかった映画が終わってしまうような、もの悲しさがこみ上げてきます……

2009/03/24

埋め立て地に見る夢──新木場、葛西臨海公園

【東京都】
2009.3.24 にアップしました。

 開園当時、水族園の売り物であった「マグロの回遊水槽」は仕切られてしまい、大きなマグロも行きつ戻りつ泳がされていました。
 以前「マグロは高速で泳がなければ弱ってしまう」と聞かされ、グルグル泳ぐ姿に「なるほど」と感心させられたものですが、実は大丈夫だったということなのだろうか?

2009/03/18

食のテーマパーク──築地、月島

【東京都】
2009.3.18 にアップしました。

 近ごろ流行の「市場の食堂」は地方の港町でも盛況ですが、その東京版を求めるならここ築地となるのでしょう。
 迷惑視されていた海外からの観光客の見学マナー報道についても、いい宣伝材料になったのではないかと感じられるほどの盛況ぶりです。