2021/01/25

歴史をアピールする──新川

【タイトルのリンク先を指定できないため、本文はこちらからご覧下さい>>>】

2021.1.25にアップしました。

 新川は、明治期に完成した利根運河(江戸川と利根川を結ぶ)を利用する東京〜銚子間、江東区 高橋(隅田川に小名木川が接続する清澄白河付近)〜浦安間の航路とされましたが、鉄道開通により船の運行は終了します。
 河川周辺の改修では、船の往来でにぎわった江戸時代の再現を目指し、擬宝珠(ギボシ)のある木造の橋や、新川さくら館 等が整備されました。一帯の整備計画予算は膨大なため批判を受け削減されますが、寒い季節でも散策する方は途切れませんし、密にはならずにのんびりできる散策路は、区民に受け入れられたのではないかと……

2021/01/18

木々の季節時計──新川西水門広場

【タイトルのリンク先を指定できないため、本文はこちらからご覧下さい>>>】

2021.1.18にアップしました。

 この冬は1月から容赦ない寒さが続きますが、木々が持つ季節時計は例年通りに進んでいるようです。
 この日に花開いた右のロウバイは晩冬の季語とされますが、火の見やぐらを管理される方は、鳥が蜜を吸っては花を落とし、丸坊主にされたことがあるため見張っているのだそう。鳥にとっては餌の少ない季節のご馳走でも、花がなくなるとわれわれの季節感が失われます。
 左の十月桜は、春と10月頃の年2回開花し、冬も断続的に小さな花を咲かせるサービス精神の持ち主で、ほんのりとした薄紅色は、寒さを乗り切る力を与えてくれます……

2021/01/11

これも富士信仰?──葛西臨海公園

【タイトルのリンク先を指定できないため、本文はこちらからご覧下さい>>>】

2021.1.11にアップしました。

 富士山の姿を目にすると、どこで、どんな状況でも「ホッと」落ち着くからでしょう、曇天時に新幹線乗車時も、見えない状況を確認するために、窓をのぞいたりします。
 外国人観光客も賞賛するように、姿の美しさは世界に通用するものですが、われわれにとっては心のより所のようで、身近でありながら目にできたことは自慢になり、周囲がうらやむというのは、信仰対象に近い存在と言えそうです。
 その姿に対峙した瞬間、素直な気持ちから「新しい年は、きっといい年に!」と、祈りたくなりますし、眺めているだけで穏やかな気持ちになります……

2021/01/04

年始の祈り──新左近川親水公園

【タイトルのリンク先を指定できないため、本文はこちらからご覧下さい>>>】

2021.1.4にアップしました。

 「正月なんだから少しくらい」と考える人が多そうなこと、それを大目に見ようとする気分はわかるだけに、大きな穴となりそうな不安を覚えます(正月明けは大変な事態になりそう)。
 昨年は数多くの「こんな○○は初めて」を経験しましたが、「こんな正月は二度とごめん!」と、一年の計を心に期する方が一人でも増えて欲しいと願う新年です……