2019/12/23

冬を覚悟する色彩──小石川植物園

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2019.12.23にアップしました。

 小石川植物園の新しい温室には、熱帯性植物や小笠原諸島固有の絶滅危惧種 等が並びますが、研究施設なので一般的な温室のような華やかさはありません。植物に関心が薄い者の印象ですが、以前の温室も閑散としていました。
 唯一の難点だったトイレが、温室内に新設されたことを広めれば、足を運びやすくなるのではないかと。
 穏やかな陽気だったこともあり、紅葉を楽しみ冬の寒さを覚悟する季節の行事として、満足することができました……

2019/12/16

令和を実感できた大嘗宮

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2019.12.16にアップしました。

 新天皇が国家・国民の安寧・五穀豊穣を祈念する秘事は、結界の中で行われるため場所を選ばないようです。儀式は天皇制をアピールするもので、国内に限らず海外メディアにも取材してもらうため、東京の真ん中で行なわれたようにも。
 羽田空港にある礼拝スペースのように、信仰心を持つ者の祈りの場を確保することは可能だが、それは信仰対象はどこにもいるし、どこにもいない、と受け止めることもできます。そんな懐疑的な見方を払拭するためにも、儀式(イベント)は盛大に見せる必要があるのかもしれないと……

2019/12/09

ここより武蔵野──三鷹

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2019.12.9にアップしました。

 駅前から水路と遊歩道が続く光景は武蔵野のイメージに重なり、吉祥寺周辺の善福寺池・井の頭池に感じた「らしさ」が、付近で「ここから武蔵野」の印象に変わります。
 玉川上水は、2003年国の史跡(土木遺産)に指定され、清流復活事業として下水の高度処理水を小平監視所(立川市)から流すことにより、流量を保持しています。
 近くにある境浄水場は、村山貯水池(多摩湖)・山口貯水池(狭山湖)の水を引き入れるように、武蔵野は多摩と都心をつなぐ重要な役割を担います……

2019/12/02

井の頭池が「モネの池」のように?

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2019.12.2にアップしました。

 井の頭池の噴水は、水中に空気を送る曝気(ばっき)装置でしたが、現在運転を停止しています。近年は「かいぼり」等、自然の力を用いる方法に変更したおかげで、「モネの池」のようになったと評判だそう。その光景は確認できなかったが、沈んでいた自転車を引き揚げる等、かいぼりに汗を流した方々は成果をよろこんだことでしょう。
 雑木林のように、池も手入れして蘇らせる「武蔵野スタイル」は、これから定着するのではないか(水を抜くだけではない)……