2019/02/25

記憶は薄れても──旧洲崎

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2019.2.25にアップしました。

 洲崎(すさき)は江戸期の埋立地で、当時は「東に房総半島、西は芝浦まで東京湾をぐるりと手に取るように眺められる景勝地」から、初日の出の名所として人気を集め、大正期には海水浴場として(潮干狩りも楽しめた)にぎわいました。ですが、洲崎遊郭〜洲崎パラダイスとして定着したイメージを払拭するため(?)、住居表示実施に伴い東陽一丁目と変更され、その名称は抹消されます。
 人の記憶は年月とともに薄れていきますが、古い埋立地が受けた地盤沈下の影響は残り続けます……

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