2017/08/28

旧用水と旧街道──六郷用水遊歩道

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2017.8.28にアップしました。

 旧六郷用水は遠くまで水を送る使命から、できるだけ標高の高い崖下沿い(左は斜面)を通されますが、現在も斜面に湧水がある様子から、水を集めて流れる効率的な用水だったと言えそうです。
 沼部の駅名から湿地帯が想起されるように、多摩川の氾濫原(洪水時に浸水する低地)は次々開拓されますが、川辺に近づくほど洪水の危険性が高まるため、用水は多摩川の氾濫をできるだけ避けようと崖下を通されたようにも。
 自然の川と違う不自然な流れには、人々の切実な願いが込められています……

2017/08/21

東京と神奈川の違い──多摩川台公園

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2017.8.21にアップしました。

 多摩川を境に接する東京都と神奈川県では、岸辺の利用方針に違いが見て取れます。
 東京都にとって多摩川は、水資源・運動場の確保に欠かせない存在なので、有効活用が求められます。
 一方、神奈川県の水源は丹沢や相模川ですし、近くの等々力緑地にグラウンドがあるので、河川敷運動場は整備費を削減する分ハードルを下げ、自由に利用できる広場としたいようです。
 堤の上に道路を通した東京より、歩道が整備されている神奈川の方が散策も楽しく、岸辺にゆとりが感じられるのは仕方ないのでしょう……

2017/08/14

風の通り道──多摩川河川敷

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2017.8.14にアップしました。

 炎天下の多摩川河川敷グラウンドで、テニスや野球に汗するのは無理でも、付近での日差しの避け方を思い出したので日陰から観戦します。
 川っぷちには立派な木が並ぶので日差しを避けられますし、川は心地いい風の通り道なのでひと息つけます。
 試合を眺めていればセンスのいい選手は分かりますし、まぐれのヒット(?)や、好プレーを応援するだけでも、結構楽しかったりします。
 プレーしていた時分はギャラリーに「ヒマですね〜」と言いたかったが、見る側になると「ここ涼しくて気持ちいいよ〜!」と、伝えたくなったりも。
 炎天下での試合の後に木陰で飲むビールは最高でした!

2017/08/07

リバーサイドヒル──二子玉川公園

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2017.8.7にアップしました。

 本公園と多摩川河川敷の間を通る多摩堤通りの上に緑地が整備され、川を見渡せ道路を横断せずにアクセス可能な丘が生まれました。道路にトンネルを新設し上部に公園を作る大がかりなもので、自治体の力の入れようがうかがえます。
 ヒルトップに、スターバックス コーヒーを誘致したのは見事ですし、ヒルズカフェからの景色は心地よさそうです。
 散歩+飲食+ロケーションを楽しめる立地は受けそうですし、雨の日の風情も楽しめるのではないかと……