2015/07/06

水路のジャンクション──飯田橋・水道橋

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【東京都】──「神田川を歩く_25」
2015.7.6にアップしました。

 江戸開府当初は、後楽園付近にあった沼の水を上水に利用しましたが、水量の減少と質の悪化により井の頭池(善福寺川、妙正寺川)水系を水源とすべく整備を進めます。
 JR中央線水道橋〜お茶の水間南側の丘陵地に、山を開削して通された神田川の上方を神田上水が渡る、御茶ノ水の懸樋跡(かけひ:神田方面に送水する水道橋)の案内があります。
 上水は自然流下方式のため、高台から高低差を利用して送水する必要がありました。それを理にかなう事と受け止めた江戸庶民の高低差に対する感覚は、われわれよりもはるかに敏感だったのではないか、と思ったりします……

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