2015/06/15

品格を失った資産家の町──目白

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【東京都】──「神田川を歩く_22」
2015.6.15にアップしました。

 江戸時代、現在の椿山荘近くにあった新長谷寺(しんちょうこくじ)の不動明王像が、江戸五色不動のひとつ「目白不動」とされ、一帯は目白と呼ばれるようになります。
 江戸時代に大名別邸や旗本屋敷が並んだ一帯は、明治維新後に国の所有とされ、山縣有朋が購入した土地は「椿山荘」のルーツなど、華族や資産家等に売り払われます。
 旧学習院移転も元公家の院長が誘致し、戦後「学習院大学」となっても皇族が通う慣習は続きますが、以前の「資産家≒社会的責務」の精神は失われ、単なる金持ちの「資産家ヅラ」による品格の低下から、皇室の学習院離れが進んでいるのでは…… 

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