2014/05/26

下町になじむアジアの庶民──三河島

【東京都】──「隅田川を歩く_9」
2014.5.26にアップしました。

 駅前の商店街で、韓国語が当たり前のように飛び交う様子には戸惑いますが、近所の方と日本語で世間話する姿には、確固たるアイデンティティを盾に異国で生きるたくましさがあふれています。
 明治期周辺にあった屠殺場から出回る豚の耳、しっぽ、内臓等は、当時の日本人に食習慣がなく、韓国出身者が食材に利用したのが、近隣韓国料理店のルーツとのこと。
 地域にはインターナショナルな「つて」で、アジアからの流入者が集まるらしく、フィリピンの言葉(?)を耳にしたり、右は竜の絵から中国系に見えますし、一帯はアジア系庶民の巣窟となっているのかも知れません……

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