2014/04/07

旬に敏感な国民性──荒川線沿線

【東京都】──「隅田川を歩く_3」
2014.4.7にアップしました。

 花もほころぶ陽気に誘われ、もぞもぞと表に出てくる虫のようだと実感する「春」の到来です!
 農耕民族の遺伝子に組み込まれたような「花見」の季節感は、自然に従い歩む民族の証ですから、一体感を楽しむべきなのでしょう。
 短い「旬」を敏感にとらえる感度は素晴らしいのですが、「身をゆだねてしまう」スキだらけの姿は、四季の暮らしの中で最も無防備に映る瞬間ではあるまいか?(それでいいんです!)
 親たちの高揚感を察知する子供たちは、はしゃぎ、ねだりますが、「モノ」ではないことに気付いて初めて、この「春の儀式」の意味を理解していくのでしょう……

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