2012/12/31

思い広がる海の玄関──日の出〜竹芝

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑬」 ゆりかもめを歩く:日の出〜竹芝
2012.12.31にアップしました。

 竹芝桟橋で「おがさわら丸」を見かけますが(停泊地に向かう姿)、現在も八丈島航路より小さな船らしい。
 時刻表によると所要時間は26時間程度で、片道でサラリーマン3日分の労働時間となるも、父島ではクルー交代ができないので、休息のため父島で2日間休みます。
 それを積み重ねると1週間に1往復しかできませんから、採算はとても考えられないため、運営側に使命感はあっても、船のサイズは「最小限」となってしまいます…… 
 不便な面ばかり書きましたが、そんな土地だから感じられるよろこび・楽しみは必ずありますから「生涯一度は小笠原の旅」を是非オススメします!(世界遺産ですもの)

2012/12/24

運河のある町に一年──芝浦ふ頭〜日の出

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑫」 ゆりかもめを歩く:お台場海浜公園〜芝浦ふ頭
2012.12.24 にアップしました。

 12月で「運河のある町」に引越して一年となりました。
 運河を満たす海水は決して澄んではいませんが、「悪臭」のイメージもほとんど気にならならないので、自然とベイエリア方面に足が向きます。
 以前暮らした近所の多摩川河川敷も空が広く気持ちよかったものの、ドブ臭さは川の方が強かった印象があります。
 物価は高く、スーパーも少ないので暮らしやすいとは思えませんが、交通の便利さだけは実感できます。
 海好きとして、東京湾や運河も海と拡大解釈? できれば、人の往来が多い地域でも「より所」を実感できるようなので、精神的には落ち着けるような気がしています……

2012/12/17

虹をわたる心地よさ──レインボーブリッジ

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑪」 ゆりかもめを歩く:お台場海浜公園〜芝浦ふ頭
2012.12.17 にアップしました。

 お台場海浜公園はスルーしてレインボーブリッジを目指すはずでしたが、にぎわいに誘われました。
  砂浜にはビーチバレーコートが何面も設置され「第21回お台場ビーチバレー(2人制ファイナル)」が開かれています。
  プロと違い「草ビーチバレー」では、時折見られるナイスプレーに歓声が上がる程度ですが、砂まみれでのハツラツとしたプレーには、見る側にも力の入る場面があります。。
 男女ともギャラリーの少なさは季節柄に違いありません。
 やはりこのスポーツは、夏じゃないと盛り上がりませんよね……

2012/12/10

現代人が求める暮らし──台場〜お台場海浜公園

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑩」 ゆりかもめを歩く:台場〜お台場海浜公園
2012.12.10 にアップしました。

 おだいばビーチはペットと走れますし、シャワー施設があるので冬でもウインドサーフィンが可能な砂浜です。
 お台場海浜公園付近には「シーリアお台場」という公共住宅が立ち並ぶ一画があります。いまどきの新しい町がどこも同じ様に、高層住宅に、スーパー、コンビニ、コーヒーチェーン店、ドラッグストア、広く見せようと広場を大きくとった公園、がセットであります。
 「それだけじゃ困る!」の文句はあっても、とりあえず必要なサービスはあるので、生活できちゃったりします。
 現代人が求める暮らしって、そんなもんなのかも知れません。
 きっと住人は「それは我慢できる」とした上で、ここでしか手に入らない充実感を堪能しているのでしょう……

2012/12/03

巨大堤防に囲まれる出島──船の科学館〜台場

【東京都】──「ベイエリアウォーク ⑨」 ゆりかもめを歩く:船の科学館〜台場
2012.12.3 にアップしました。

 台場地区では高層の建造物があっても空き地があるので、少し離れれば「空の広さ」を取り戻せます。
 しかし、いくら「ゆとり」を宣伝しても、都市計画にそんなゆるさを盛り込むことはできません。
 計画が未達成で、土地利用が「スカスカ」であることを実感するのは、本土側の山並みのような高層ビル群を目にし、現実に引き戻される瞬間です。
 本土側に暮らすわれわれには、巨大な防風林(堤防?)に囲まれ見晴らし、風通しが悪くなる印象がありますが、出島側に暮らす人たちには、本土側の門が閉ざされる印象を受けるのではあるまいか?
 また、ビル群が巨大堤防として機能し波を押し返したら、ここだけ大津波にさらわれそうにも思えます。
 東京湾を襲う最大級津波のシュミレーションについて知りたいところです……