2020/11/30

心奪われる職人技──両国

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2020.11.30にアップしました。

 2016年開館の北斎美術館にようやく足を運びました。これまでも北斎の版画とは何度も対面していますが、光の当て方や展示方法の違いか、細やかな線が限りなく並ぶ様子を目にし、これぞ日本の職人技(スゴイ仕事)! と心奪われました。
 北斎漫画(漫画:事物をとりとめもなく気の向くまま漫(そぞ)ろに描いた画)の複製本が展示され、巻末に版元の新刊予告が掲載される体裁は、江戸時代からあったのかと……
 右は美術館の通路。

2020/11/23

川も町の一部──本所

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2020.11.23にアップしました。

 川沿いに整備された隅田川テラスの人出は、普段と変わらない様子に見えます(散歩やジョギングする人はパラパラ程度で密ではない)。午後の散策には、日の当たる墨田区側(東側)が心地よく、いい感じに陰る駒形橋はグッドタイミング!
 普段から隅田川に感じるのが橋の多さで、川・橋と同様に、川向こうも身近に感じられるまちづくりは、近隣に暮らす住民にとっても大切な環境ではないかと……

2020/11/16

オヤジの居場所は?──錦糸町

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2020.11.16にアップしました。

 錦糸町のランドマークだった楽天地は、阪急阪神東宝グループながらも改築時に西友を誘致し、リニューアルに伴い錦糸町パルコとなりました(2019年)。楽天地スパ(男性専用)、近くのウインズ錦糸町は健在ながらも、かつての「オヤジの楽天地」というマイナスイメージが払拭され、地元には明るいニュースだったかもしれません。
 駅周辺はいまどきの町になりつつあり、錦糸町から締め出されたオヤジたちはどこへ向かうのかと……(右は楽天地ビルではありません)

2020/11/09

昭和感が漂う──田原町

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2020.11.9にアップしました。

 背の高いマンションに建て替えられた旧同潤会アパートの向かいに、二軒長屋(?)がポツンと残されています(周囲は更地)。前回の「下谷育ちオヤジ情報」から、五代目 志ん生(池波志乃の祖父)が暮らした家ではないかと。取り壊しの話を知った近隣住民は「志ん生の家は残すべき!」と即決し、すぐ「金の都合はどうする?」と、動き出したのではないか?
 「そんなの当たりめぇじゃねぇか!」だとしたら、下町らしさに惚れちゃいます……

2020/11/02

下町育ちの清々しさ──稲荷町

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2020.11.2にアップしました。

 下谷神社前で突然「さっき比留間歯科の写真撮ってたでしょ!」と、下谷育ちの方に声をかけられます。圧倒するような大きな声ですが、ひとなつっこい話し方に引き込まれ、様々な情報を(天海祐希の実家がある:下町育ちに納得。ビートきよしが住んでいた:それも自慢らしい)。
 前回訪問時は祭礼だったと話すと、今年の中止を膝を叩いて悔しがり、ちょうど縮小開催される三社祭の雰囲気だけでもと見学に来る、チャキチャキの祭り好きでした。
 思いをすべて表現する習慣を身につけると、肩がこらないというか、清々しくも感じられ、それが下町育ちの魅力かと……