2019/03/25

0.5mの安堵感──門前仲町

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2019.3.25にアップしました。

 門前仲町駅の「この出入口は海抜0.5m」表示を目にし、ちょっとショックを…… 区民の方には申し訳ないが、これまで江東区は全域がゼロメートル地帯と思い込んでいました。
 転居時に調べた地盤高図を見直してみれば、東側の荒川周辺がもっとも沈下が激しく、亀戸〜大島〜南砂町付近や、江戸川区の荒川沿い(西葛西を含む)に最低レベルの区域が点在しますが、西側の隅田川沿いの沈下は軽微らしい。
 状況を正しく理解すると、地域文化の歴史、隅田川に架かる橋の多さ(避難しやすさ)に加え「プラス0.5m」と、生活条件を満たす魅力的な地であることを納得できます……

2019/03/18

残したい思い──深川

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2019.3.18にアップしました。

 庶民の町として知られる名称は、江戸時代に摂津国から移住し周辺を開拓した深川氏に由来し、現在も町名として門前仲町北側の狭い地域に残ります。
 何をするわけでもないのに、つい誘われてしまう場所が点在しているのは、残っているのではなく、残そうとする思いが受け継がれているように。子供が関心を抱く遊び場には地域の特性があり、遊ぶことから思いを感じてくれれば、バトンは繋がるのではないかと……

2019/03/11

水彩都市を演出する──木場

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2019.3.11にアップしました。

 木場地区自慢の深川ギャザリアでは、江東区が目指す水彩都市を後押しする、水を利用したイベントゾーンや地域の自然環境を再現したビオガーデンを設置しています。
 区の取り組みとして、殺風景な水路に架けられるトラス橋などの橋をアピールすれば絵になりますし、デザインには下町らしい見栄やこだわりが見られるので、地域文化として注目されることと……

2019/03/04

背筋が少し伸びるころ──木場公園

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2019.3.4にアップしました。

 木場公園にある都市緑化植物園は、自分たちで手入れ可能な植物・庭の見本が並ぶようなガーデンで、手入れする方々も自分の庭のように愛着を持っているように見えます。庭を持てない人が草木を育てられる施設としたらマニアは集まるとしても、収拾がつかなくなりそうです。
 また、様々な犬&飼い主でにぎわうドッグランで大型犬が走り回る姿を見られないことも、飼育スペースや、庭を持てないためらしいが、この公園のサポートは庶民生活に多少のゆとりを与えてくれるのではないかと……