2016/07/25

走るタイムカプセル──世田谷

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2016.7.25にアップしました。

 世田谷線は専用軌道を走るので路面電車ではないと思ったら、信号待ちをする右の環状七号線との交差部分が併用軌道とされ、路面電車に区分されるそう。
 都営荒川線同様「走るタイムカプセル:乗車した瞬間に懐かしい記憶がよみがえる」のようで、若い時分をふりかえると、近ごろ見失った謙虚さや心がけを再認識し、初心を忘れずに行動せねばと引き締められる思いがします。
  新車両の座席は前後を向く個別シートとされ、狭くて足が収まらない人は「潔く立ってなさい!」にも、自覚を持ってシャキッと立てます。 世田谷線ですもの……

2016/07/18

欲を忘れませんか?──豪徳寺

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2016.7.18にアップしました。

 豪徳寺は近ごろ「開運良縁のパワースポット」として若い女性に人気らしく、ひとりで訪れる方を目にしますが、それを標的とする? 年配の「自称ボランティア」が、カサカサと近寄っていきます(良心的な方だったらゴメンナサイ…)。
 説明に感謝しつつも「ジジイとの出会いを求めて来たんじゃない!」し、ご利益を使い果たしては参拝の意味がありません。
 猫は良縁を招こうとしても、仏様が考え込んでいるのは「坐禅して欲を忘れませんか」ということか?(ここは曹洞宗の禅寺)

2016/07/11

熱中症予防は緑の木陰で──烏山

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2016.7.11にアップしました。

 熱中症関連で耳にする「暑さに慣れてない体」を慣らそうと挑むも、当初は「クラ〜ッ」とくる瞬間もあるわけで、今回それを救ってくれたのは竹林の木陰でした。
 自然との距離感はなるべく近い方がいいと考える、日本人の絶妙なさじ加減を実感します(来る者は拒まず介抱してやる、のようにも)。
 都心のビル風でひと息つくことと、寺町での深呼吸は別物で、木々がやわらげてくれる空気こそ、熱中症を予防してくれるように感じます……

2016/07/04

丘の上が似合う学府──三田

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2016.7.4にアップしました。

 慶應義塾のルーツは、中津藩士 福澤諭吉が藩命により築地鉄砲洲(中央区明石町:聖路加病院近く)の藩屋敷に開校した蘭学塾(1858年:安政5年)で、1868年(慶應4年・明治元年)に年号から名称を定め、1871年(明治4年)に現所在地に移転します。
 三田の丘(三田段丘)に現存する施設としては最古参。キャンパスへの道はどこも坂道と「丘の上:応援歌」で歌い、右の東館アーケード上部には、「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」を意味するラテン語が記され、門前からも学府(丘の上)への坂道に威厳を感じます……