2014/10/27

これが21世紀の高さ!──東京スカイツリー

【東京都】──「隅田川を歩く_おまけ」
2014.10.27にアップしました。

 天望回廊(450m)から降りてきた目には、東京タワーのてっぺん(333m)より高い天望デッキ(350m)でも、「上とは景色が違う!」と少し強気にふるまえたりします。
 このフロアの混雑状況(まま人が多い程度の印象)から、ここで満足して帰る方が圧倒的に多そうに見えます。
 せっかく来たのなら、プラス100mでガラッと印象が変わる最上階の「21世紀の高さ」を実感すべきです!
 耳にしたツアーガイドさんの「時間に余裕があるので上まで行けそうですよ!」にも、勧めたい心情が感じられました……

2014/10/20

下町色は失われない──隅田川テラス_3

【東京都】──「隅田川を歩く_30」
2014.10.20にアップしました。

 隅田川河口付近で工事中の新橋が中央にアーチ持つのは、背後にある勝鬨橋が両脇にアーチを持つ姿への配慮で、河口側からの波が重なるような姿はエレガントです。
 橋を渡る道路の先、豊洲〜有明にも橋桁の低い橋が架けられており、陸地側への大型船航行の門が閉ざされました。
 それは、勝鬨橋はもう開かないことのアピールで、今後は工場ではなく商業・宅地利用を進める宣言となります。
 また、勝鬨橋が隅田川第1橋梁(最も河口側)の座を追われたことで、「かちどき:日露戦争勝利の雄叫び」も封印されます……

2014/10/13

夢の堤防緑地化を!──隅田川テラス_2

【東京都】──「隅田川を歩く_29」
2014.10.13にアップしました。

 西岸(浅草側)テラス壁面に続くモダンな装飾は、外国人旅行者を意識したのか、われわれも「ここ隅田川?」と驚かされます。
 自分も「バカ言うなよ!」の口でしたが、「隅田川散策はデートに使える!」現状まで努力された方々は、おそらく「してやったり!」の表情ではないか?
 付近の現実的な整備方針は理解できますが、上流同様のスーパー堤防化を理想像として、夢物語(堤防の緑地化)をめざしてもらいたい……


2014/10/06

庶民の文化を守る覚悟──隅田川テラス_1

【東京都】──「隅田川を歩く_28」
2014.10.6にアップしました。

 隅田公園にある「パラボラ型の花壇」は、アート環境プロジェクト作品「グリーンプラネット」で、穴から周囲の花とスカイツリーをのぞく趣向とされ、ちょうど外国人観光客が首を出してくれました。
 犬が逆さのメガホンを被るような姿(体の塗り薬等をなめさせないためのエリザベスカラー)は滑稽でも、表情には「Happy!」さが見て取れます。
 もしエリザベスカラーを被る人を見かけたら、浮気防止用「わたしだけを見なさい」に違いなく、グチくらいは聞いてあげましょう……(冗談!)