2012/08/27

Portrait of The Tower──浜松町〜田町

【東京都】──「山手線を歩く! 32」
2012.8.27 にアップしました。

 東京スカイツリー開業から、影が薄くなった印象のある東京タワーですが、夏休み日曜日の人気は健在で、バス添乗員の説明では「最上階の特別展望台のエレベーターは、何と2時間待ち!」、地上でも行列が伸びています。
 海外からの観光客に東京で人気なのは「浅草&ツリー」と思うも、ツアーでは行列する時間が無いため、あきらめざるを得なかったことでしょう。
 それで仕方なく「皇居&タワー」だったりするのか?
 国民も「ほとぼりが冷めるまで…」の状況は、旅行会社側も説明しているとは思いますが……

2012/08/20

小規模店がサラリーマンの味方──新橋〜浜松町

【東京都】──「山手線を歩く! 31」
2012.8.20 にアップしました。

 新橋駅周辺が「サラリーマンの聖地」的に扱われるのは、大規模な再開発は到底できないほど細分化された地権者たちが、身の丈にあった商売を続ける成果、とも感じられます。
 汐留地区の再開発や、イタリア街が誕生しようが(どちらもピンと来ません)、軸のぶれない商売スタンスが、オヤジたちをあたたかく迎え入れてくれます……

2012/08/13

五輪から受けた「オレたちにはできる!」勇気、
その足を引っ張る政治家たち──有楽町〜新橋

【東京都】──「山手線を歩く! 30」
2012.8.13 にアップしました。

 ロンドンオリンピックの日本選手団が、メダル獲得数ではこれまで最高の成績を残しました。
 日本国民であればその理由に「復興」「絆」と出てくるでしょうし、根本には「自分の存在確認:アイデンティティ探し」が、選手同様に応援側にも存在するため、強力な磁力のような「目に見えない力」が、選手たちを後押ししたのでしょう。
 そのきっかけはもちろん、大震災・原発事故を経験した「不安感」以外にありません……

2012/08/06

猛暑日はビル風大歓迎!──東京〜有楽町

【東京都】──「山手線を歩く! 29」
2012.8.6 にアップしました。

 有楽町駅交通会館側は市街地再開発事業により、以前あった有楽シネマ、レバンテ、よく通った喫茶店を含む一帯は、有楽町イトシア(複合商業施設)に生まれ変わりました。
 確かに若者向けの集客力が高い商業施設になりましたが、歴史や文化と「個性」が失われてしまった思いが強く残ります。
 オヤジが相手では家賃を払えないという現実的な声は、「マルっと」納得できるのでさみしく感じます……
(右写真は、東京国際フォーラム)