2012/04/30

集客力衰えないビッグシティ──池袋〜大塚

【東京都】──「山手線を歩く! ⑮」
2012.4.30 にアップしました。

 池袋駅からサンシャイン60へ向かう「サンシャイン通り」は、以前から週末や休日にはごった返していましたが、現在も変わらぬ人出で、地下道へともぐる手前の東急ハンズや、サンシャインシティの店舗街はあきれるくらいの人出があります。
 この日イベント広場では「Cute」という女性グループの握手会があり、人だかりがありますが、原動力は各店舗の集客力であるとの印象を受けます。女性向けの店舗街なので詳細は分かりませんが、1978年オープンの施設が現在でもこの賑わいをキープするためには、きっと細やかな戦略があったことでしょう……

2012/04/23

ザワザワも似合う雑司ヶ谷──目白〜池袋

【東京都】──「山手線を歩く! ⑭」
2012.4.23 にアップしました。

 歩いてみたい思いを後押ししてくれたのが、この地を舞台にした映画『東京兄妹』(1995年 監督:市川準 出演:緒方直人、粟田麗)であり、訪問以来この地と映画双方の関心が高まり、わたしの中には「雑司ヶ谷=東京兄妹」として刻まれます。
 地下鉄副都心線建設や、都電荒川線沿いの道路整備から、防災の点でも見通しが利くようになり、周辺にも新築の建物が増えましたが、地域のつながりは健在のようで「ぬくもり」はいまも失われていないように感じられます。
 周辺にはとても好きな空気感があるので、足を踏み入れた瞬間に心身共に和める空間と感じられるのでしょう……

2012/04/16

笑顔も満開!──高田馬場〜目白

【東京都】──「山手線を歩く! ⑬」
2012.4.16 にアップしました。

 暦も上々で、春の訪れが期待できる週末ですから、結婚式場が大混雑するのは当然ですし、当人たちはもちろん出席者たちにも「いい季節に挙げたね」の印象が残ることでしょう。
 新婦は「今よ!」とばかりに「ありったけの笑顔」をカメラに向かい振りまいています。晴れの舞台という気持ちも分かりますが、ちとやり過ぎの印象も……

2012/04/09

この春は、明るくいこう!──新大久保〜高田馬場

【東京都】──「山手線を歩く! ⑫」
2012.4.9 にアップしました。

 東京でも桜の開花が発表されました(本稿アップ時は満開!)。寒かった冬や、昨年の桜には複雑な思いがあったせいか、今年の春には格別な感慨があります。
 日本人は「季節」を生きていますから、春の便りには「さぁ、これから!」と、心身共に活動期への合図と感じる面があります……

2012/04/02

甘えん坊の吹きだまり──新宿〜新大久保

【東京都】──「山手線を歩く! ⑪」
2012.4.2 にアップしました。

 オカマが男に接する際「おまえら甘えすぎ!」と感じるのは、「男は根本的に男が好き」につけ込みながらも、それを許す男に対し「女の甘え方」ですがろうとする、ずるさがあるからです。まだ男であるなら? 姑息(こそく)な手を使うな! と言いたい。
 性差の橋渡しを自認するならば、そこに性別を越えた「精神の自立」なくして社会の理解が得られないのは当然でしょう……