2008/10/28

禅文化開花前夜──覚園寺、瑞泉寺

【神奈川県】
2008.10.28 にアップしました。

 さすが夢窓国師(禅僧で庭園設計でも知られる)と、京都にいくつもある庭園(天龍寺・南禅寺等)もとても素晴らしいのですが、鎌倉(東国)に唯一と言われるものに接した時の方が、その存在感が際立って感じられ、強いインパクトを受けました。
 「鎌倉で造るとこうなります」と言われてるような気がします。

 P.S. <ポニョの浦>

2008/10/21

異空間への入口──源氏山周辺

【神奈川県】
2008.10.21 にアップしました。

 「風が止まっている……」
 由比ヶ浜からの海風は谷筋に沿って山を越えていきますが、ここはちょうどその通り道のようで、峠に差しかかるといつでも海からの風が通り抜けていきます。
 ところがこの日はその風がまるっきり吹いてきません。何か悪いことが起こる前ぶれ?
 この緑のトンネルの向こう側には鎌倉の市街地があるのですが、その先は京都につながっていると思えた本日です。

2008/10/14

秋日和──北鎌倉

【神奈川県】
2008.10.14 にアップしました。

 北鎌倉の駅といえば、小津安二郎監督の映画『晩春』(だったと思う)で、笠智衆さんと原節子さんの父娘が並んで電車を待つ場面を想起してしまいます。
 とは言え、公開されたのは1949年といいますから、もう面影すら無いのも仕方ありませんね。
 しかし、もうあのような映画が作られることはないであろうと思うと、そんな面影を求めに訪れたい気持ちにさせられます……

2008/10/07

ドライフラワーのように守られた──極楽寺、長谷

【神奈川県】
2008.10.07 にアップしました。

 鎌倉大仏も当初は奈良同様の大仏殿があったものの、津波で流されてそれっきりの雨ざらし、となってしまったそうです。
 鎌倉の人たちにとっては「そのままでいい存在」であった、というところが現在の鎌倉を形作ってきたとも言えるような気がします。
 鎌倉時代以降は世間から見放されていて、かつては威光を放った寺院なども朽ちるままに放置され、地元の人々に親しまれる寺院等だけがドライフラワーのように守られてきた、というようにも思われます。

2008/10/06

江ノ電でGO!──いざ? 鎌倉

【神奈川県】
2008.10.06 にアップしました。

 江ノ電は、藤沢から鎌倉までの全長10kmを34分で結ぶ単線の電車で、市電のように道路を自動車と並んで走ったり、家並みの軒先をかすめ玄関先が線路にもかかわらず踏切がなかったり、七里ヶ浜の海が車窓全面から眺められたりと、海辺の町中をのんびりと走る沿線住民と密着している路線です。
 などなど、陽気のいい日には遠回りでも誘われてしまう電車です。

2008/10/02

見上げてごらん──生田緑地

【神奈川県】
2008.10.02 にアップしました。

 生田(いくた)緑地は、小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩15分程度の場所にある丘陵地帯を整備した市民公園です。
 起伏があるので広さは感じられませんが、日本民家園、青少年科学館(プラネタリウム)、岡本太郎美術館があるので、全部見て回ると1日遊べる公園施設です(現在「藤子・F・不二雄ミュージアム」が準備中だそうです)。
 個人的には、プラネタリウムに深い思い出があります。