2008/06/30

あさき夢みし──地蔵院

【京都府】
2008.6.30 にアップしました。

 再訪を最後まで取っておいたお気に入りの場所です。
 前回もふれた「くすんだ鏡」ですが、前回よりクッキリと自分の姿が映されている印象を受けました。それは、季節によって変わるのか、自身の心に左右されるのか……
 「あさき夢みし」の言葉をわたしは「はかなき夢をみた」という意味で用いようと考えたのですが、本来の意味は「そんな夢もみずに」なのだそうです。

2008/06/24

で、大阪はどやねん?──太陽の塔、道頓堀

【大阪府】
2008.6.24 にアップしました。

 道頓堀にほど近い水掛不動さんの付近の路地が法善寺横町になります。
 一度通り過ごしながら「いい横町」の印象があって戻ってみると、いい時間帯に通りがかったんだと思いますが、板前修業と思われるような若者が打ち水なんかしていて、とてもいい風情を感じることができました。
 でも、初心者には敷居が高そうな印象がありました。

2008/06/20

内海の門──和歌山県西部

【和歌山県】
2008.6.20 にアップしました。

 スキー場のロッジに来ています。
 それは冗談ですが、一瞬そんな絵に見えたりしませんか?
 ここは紀伊半島西側の白崎(しらさき)で、内陸部への連続性は分かりませんが、岬の部分だけに石灰岩の白い世界が異次元のように広がっているような印象があります。

2008/06/10

ここも野鳥の楽園?──植物園、鴨川(賀茂川)

【京都府】
2008.6.10 にアップしました。

 写真を撮り終え振り返ったすぐ近くに何かがいて驚いたのが、このサギでした。
 獲物を狙っているのは分かるのだけれど、逃げないんだよね。と言うか、ここがテリトリーだったのかも知れません。
 京都の人たちは野鳥を静かに見守っているからなのか、「お前らには捕まらないよ」の余裕なのか……

2008/06/02

古墳を歩こう──巻向(纒向)

【奈良県】
2008.6.2 にアップしました。

 ここの景色を眺めている時、自分自身の意識のタイムスケールが確実に変わっていることに気付かされます。
 とても手などは届かない時間を隔てた文化であり、自分のルーツでは無いとしても、大和もしくは邪馬台国(かも知れない)と言われる場所で生活していた市井の人への思いをはせてしまいます。
 そこにはもしかしたら卑弥呼も含まれていたかも知れません……